Let it C-C-B  C-C-Bヒストリー渡辺英樹の回 89年8月27日 3 | 想い出語り

想い出語り

私の心の支えだった渡辺英樹さんの想い出を忘れないために残していこう。
日記やライブメモ、たくさん残っているカセットテープの活字化をしたいと思っていました。
どうせするならたくさんの人と想い出が共有できたらいいなと、ブログにすることにします。

竹:CCBヒストリーをお届けしております。今週は渡辺英樹くんのヒストリーをお送りしておりますが、いよいよCCBとしての活動の話なんですけども。

英:はい。

竹:まぁ、メンバー三人、これまで三週に渡って話してきてくれました。

英:はい。

竹:えー、総合するとCCBという一つのグループの歴史がみんなに伝わると思うんですが。英樹くんがCCBで一番思い出に残ることといえばなんですか。

英:やっぱしね、あのーーーーー、一年目でしたかね、初めて出ました紅白歌合戦ですね。NHKの。そん時にはレコード大賞も出てたんですよ、僕たち。それでレコード大賞が始めにあって、それが終わってからすぐにNHKホールに飛ばなくちゃいけない。武道館からねNHKホールの間の道がですね、もう、警察の護衛付きでですね、あれは気持ちよかったですね。あれはホントにね、滅多な経験……だって、お巡りさんが先導して車走らせることって、ほんとに、ないでしょ。

竹:こういうスターか犯罪かどっちかですからね。

英:どっちかですよね。

竹:それもいい方で先導されてるわけだから

英:はいはいはい。

竹:気持ちいいだろうねー。

英:でも、幼稚園の頃にね、パトカーに乗ったっていう記憶はあるんですけど。これは、悪いことをやってっていうかですね、そんとき連れてたオジサンが悪いことやったみたいなんですけどね(笑)。

竹:うん。

英:でも、あの、そんときにはすごくあれでしたよね。やっぱし滅多なことじゃなかったですからね。あと、紅白歌合戦に出たっていうのも、それなりに面白かったですよね。

竹:まぁ、でも、とりあえず、そのレコード大賞からNHKホールへの移動っていうのは、一種、CCBやってよかったなっていうね。ひとつの成功を実感した一瞬だったということですね。

英:はい。

竹:その他にもたっぷりあると思うんですが、曲の方も聞かないといけないんです。

英:そうですね。

竹:CCBの曲で一曲。

英:それじゃですね、一番最後に出したLPの信じていればの中からなんですけれどね。わたしが書いた曲ですけれどね、ひとりの世界という曲を聞いてください。

♪♪♪♪

竹:ひとりの世界。おしゃれだね。

英:なかなか意味深ですよね、これね。

竹:そうだね。さあ、最後、将来の夢なんですが。

英:はい。

竹:ファンへのメッセージと一緒にやってもらいたいんですけど。一応、このCCBのラジオで自ら語る番組ですんで、他では言えないような告白形式で言ってもらえたらな、ということなんですけど。よろしくお願いします。

英:ホントにですね、長い間と言いますか短い間と言いますか、ずっとCCBを応援してくださって、ホントに嬉しく思ってますし、またこれからも、10月9日以降も俺は新しい形で、たぶん、これはバンドという形になると思うんですけどね、大体メンバーなんかもね、ほぼ、決まりかけてるんですよ。

竹:あぁ、本当。いいじゃないですか。

英:そろそろ始動を開始しようかなという感じなんですけれどね。あのー、また、やりますんでね、これからもひとつよろしくお願いします、という感じなんですけどね。

竹:はい。将来は?

英:将来はですね、やっぱしね、海外でコンサートとかってやってみたいですね。

竹:やはりワールドツアー。

英:うーん。やっぱしね、こういうふうになったからにはさ、そういうふうにやってみたいなっていうのはありますよね。

竹:早いとこ実現してほしいね。

英:ねー。やっぱしビルボードとかに出てたらいいですよね。

竹:いいよなー。ほんとねー。

英:はい。

竹:曲の方が最後になっちゃいましたけども。

英:そうですね。それではですね、CCBの曲ですけどね、これがやっぱしわたしの中では思い出深い曲ですけれども、Lucky Canceをもう一度という曲なんですけど。なぜ思い出深いかっていうとね、Romanticがね、バーッと売れたでしょ。それで、次のスクールガールもそこそこ行って、でもその二曲に関しては、ある程度メインボーカルって笠だったわけじゃない。

竹:うんうんうんうん。

英:始めの、売れた頃はCCBのメインボーカルは笠というのが結構あれで、ラッキーチャンスで初めてわたしがメインボーカルをとるようになったんですよ。だからそういう意味ではね、結構プレッシャーっていうのを感じてましたよね。だから曲なんかもらったときにはね、あ、これはすっげーいい曲だなって思ったんだけれど、なんとなくやっぱし、これで俺が歌って売れなくなったらどうしよう……とかね。結構感じましたよね。それでもなんとか、まぁ売れてくれたということでね。Lucky Chanceをもう一度、聞いてください。

英:はい、今日はそんなわけで、CCBヒストリー最後ということでね、渡辺英樹を自分でお送りしましたけど。

竹:積もる話もいっぱいあるんで、積もらせきれなかった部分もありますが。

英:そうですね。ちょっとね、ぱんぱんっと駆け足で通り過ぎてしまいましたけどね。あのー、また、来週からはですね4人でいつもの通りですね、5人ですか、竹内さん混ぜましてですね、いつもの通り始めますんでね。そして、2週間後の9月9日。九九の日にはですね、この番組の公開録音をですね、北海道ですよ。

竹:やった。

英:北海道!北海道のみんな、待ってるっしょ、ほんとに。まぁ、そういうわけでですね、残り少ない夏休みですけれどね、来週のこの時間まで、Let it CCB!