どーも、castom98です。
今回ご紹介いたしますのは、ドライブ中に偶然発見した史跡、滋賀県東近江市の山中にございます惟喬親王御陵です。
訪問したのは2014年6月ですので、現在では状況が異なっている場合がある点をご了承ください。
県道34号線をノンビリ流していると、何やら史跡があったので休憩がてら訪問。
惟喬親王・・・って、誰?!
と、当時は知らなかったのですが、第五十五代文徳天皇の第一皇子。
皇位継承争いに敗れ、貞観元年(859年)にわずが十五歳で当地に隠棲したそうです。
惟喬親王の像があったので参拝。
その後出家して各地を流転し、五十四歳で没したそうです。
この場所で木器を削るロクロを発明したとされ、全国の木地師の祖と仰がれております。
建物があるので奥に行ってみましょう。
う~む、何だか物悲しい雰囲気・・・
神聖そうな石がありますが詳細不明。
側には小さな祠があります。
最奥にも何かあるので行ってみましょう。
石扉に菊の御紋が・・・
これが御陵かな・・・南無南無・・・
当時は千軒とも言われるほど木地師が住んでいたそうです・・・
それでは、お暇しますか・・・
といったところで、はなはだ簡単ながら惟喬親王御陵の紹介を終わりたいと思います。
実際にここに惟喬親王が葬られたのではなさそうですが、歴史ロマンとして趣き深い場所です。
また、近隣には惟喬親王御廟とか惟喬親王宝塔などの関連史跡もありますので、併せて見学するのも良いでしょう。
静かで落ち着いた雰囲気の場所なので、興味がある方は是非訪問してみてください。
それではまた、次の歴史発見でお会いしましょう!
滋賀県東近江市 惟喬親王御陵の場所は、ここです