どーも、castom98です。
私の収集している昭和・新昭和切手は終戦前後の切手の為、幾度となく料金改正(値上げ)の波にさらされました。
そのため、以前の料金の切手を多数貼った使用例が散見されます。
今回ご紹介いたしますのは、第3次昭和10銭切手の多数貼り使用例。
昭和21年10月4日 吉原
ご覧の通り、第3次昭和10銭切手を6枚、60銭分貼った使用例。
この使用例がちょっと捻ってるのは、書状30銭の2倍重量便という点。
30銭切手の2枚貼りが普通ですが、10銭切手の多数貼りは珍しそうなので入手。
終戦直後の為生活は厳しく、重量便の少ない時代の使用例なので入手出来て満足。
消印もこの時代では割と良い方かな、と。
ほとんど読めないような薄い消印や潰れた消印が多いので、局名や年月日が読めるものは貴重なのです。
とくにこの10銭切手は、満足に読める消印が少ないので苦労します。
これでまた一つ、欠けてたピースが埋まりました。
他の切手の多数貼りも手に入れたいなぁ・・・