どーも、castom98です。
2022年最後の更新で、切手関係でトンデモないハプニングがあった事を書きました。
いよいよネタも無くなってきたので、そのハプニングをご紹介いたします。
皆様、コレクターにとっての夢といえばなんでしょう?
切手に限らずコレクションをしている方ならば、何でもない品の中からトンデモない掘り出しモノを発見する、というのは誰もが夢見る事でしょう。
世間でもフリマの売り出し物から有名画家の絵を発見、とかちょくちょく目にいたします。
私も一獲千金を夢見てロット物を漁ったりするのですが、そんなうまい話は99.99%ありません(涙
しかし、ついに奇跡が起こってしまいました!
去年の暮、ネットオークションでエンタイアのロット物を落札いたしました。
終戦前後のエンタイアが30通ほどのロットで、1000円スタート。
オークションは淡々と進み、送料込み4500円で落札。
@150円ほどですね。
その中に、3通の超級宝物が混じってました!
その内の一通が、こちら
国名左書 昭和22年3月29日? 日本橋
0.01%キタコレ!!
何と、夢にまで見た国名左書30銭一枚貼り使用例です!
いやぁ~~正直言って、この使用例は生涯手にする事は無いと思ってました。
切手に興味の無い方のために例えると、草野球のメンバー募集したら大谷翔平が来たくらいのインパクトです!
下世話な話ですが、最新のカタログ評価値は15万円となっております。
実際、このレベルの品になると切手の即売会等での発見は100%無いと思います。
ネットオークションでも、切手を専門に扱ってる出品者はこの品をロットに入れたりしないでしょう。
可能性があるとすれば、切手に知識のない出品者が旧家から入手したロットをそのまま出品する、といったケース。
当ロットの出品者も、レトログッズ関係が中心で切手はほとんど扱ってませんでした。
そして凄い事に、出品時に切手が確認できる状態で出品されてました!
画面で国名左書を確認した瞬間、心臓が止まるかと思いました。
もちろん秒で入札したのですが、それから落札時まで落ち着かなかったこと落ち着かなかったこと。
毎日高値更新されてないか確認し、落札間際は秒単位で確認。
オークション終了の表示が出た時は、全身の力が抜けましたわ・・・
消印は薄いのですが、日本橋の本がハッキリ見えます。
日付も右の29が薄っすら見えるし、検閲印の日付が4月2日なので、3月29日かな?
なお、国名左書30銭使用例の消印は大半が日本橋局で、書籍に載ってる使用例もほとんどが日本橋の消印。
そのため、当時の日本橋局が国名左書30銭切手を持っていて持ち込まれた書状に貼ってたのかな、と思ってたのですが、ある理由によりこの使用例は差出人が切手を貼って投函もしくは持ち込んだと考えています。
また、基本料金の使用例では国名左書30銭の一枚貼り使用例が極端に少ない事で有名。
現在の84円貼り書状に該当するので、単なる30銭切手貼り書状は当時は何千万、何億通も流通していたハズ。
その中で国名左書30銭使用例の残存数は、とど様の著書によると推定20通ほど。
もちろんそれらは著名収集家のコレクションに収まってるので、めったに市場に出てきません。
ジャパンオークションとかはともかく、ネットオークションでは一度も見たことがありません。
故に、この使用例の入手は半ば諦めていたのですが、ホントに奇跡が起こりました!
また機会があれば、残り2通の超級宝物も披露したいと思います。
引き寄せ神様(過労死してるかも)これからもよろしくお願いしますよ!