どーも、castom98です。
2021年秋の東北旅、今回ご紹介いたしますのは秋田県北秋田市にございます、マタギ資料館です!
現在では状況が異なっている場合がある点をご了承ください。
訪問して初めて知りましたが、マタギ資料館は打当温泉マタギの湯内に設置されてるのです。
Σ(゚д゚lll)ガーン
入口前にはマタギと熊の木彫りの像。
なかなか味のある造形ですね。
温泉ロビーでは、いきなり熊の剥製と顔出し看板がお出迎え!
熊の剥製って、どれも出来がイマイチなのは何故だろう・・・?
阿仁マタギのイメージキャラクターは、2020年に他界された漫画家の矢口高雄先生。
釣りキチ三平の大ファンでした、ありがとうございました・・・
それでは温泉の受付で料金を支払い、マタギ資料館へ。
入館して左手突き当りですが、明らかに誰もいなさそう・・・(汗
入口前の壁には、これぞマタギ!といった風情の写真が掲示。
昭和初期には、まだ現役のマタギが大勢いらっしゃったのですね。
それでは展示室に入室!
いきなりマタギの祖、万事万三郎の伝記が!
何か大蛇と戦ってますが、熊は・・・?
マタギの家の展示がありましたので、見学。
う~ん、敷物が熊の毛皮かぁ・・・
うちにもエゾシカの毛皮がありますが、結構ゴワゴワしてるんですよねぇ・・・
あっ、どーも、お邪魔してます。
なぜここに志茂田景樹先生が?
・・・と思ったらマタギ関連の小説を執筆しておられたのですね。
最近お姿を見かけませんが、お元気なのかな・・・?
お次はマタギの装束や装備類を展示したコーナー。
こんな旧式の銃で熊と渡り合うとは、恐ろしや・・・
雪かき関係の装備が多いのも、雪深い秋田ならでは。
おお、漢方薬として有名な熊の胆ですよ!
今でも高く売れるのかな?
う~む、熊のジビエ料理か・・・
熊肉は固いと聞きますが、一度食してみたいわぁ・・・
展示室中央には、剥製を展示した一画が。
熊や狐の剥製が展示。
かなり小さいので、成獣の熊ではなさそう。
やっぱり剥製の出来が微妙やなぁ・・・
その割には狐の剥製は出来がいいんだよなぁ・・・何故?
やせたかなしい姿で発見された子熊。
さすがに、もうちょっと・・・何とかならんかったのか?
その他、様々な品の展示も。
ふ~む、いろんな作法がありますね。
これは現在でも受け継がれているのだろうか?
銃だけではなく、罠の設置にも習熟していたのか・・・
おおっ、これはマタギの秘伝書?!
こんな貴重なものを拝見できるとは・・・感激!
マタギという言葉の由来、ハッキリしないとは・・・
いわゆる諸説ありってやつですね!
この小刀類は個性的でいいですね。
熊相手だと役不足でしょうが・・・
といったところで、一通り見学終了。
なかなか中身の濃い資料館でありました。
最後に、駐車場の隅にマタギが使ったマタギ小屋が復元されてました。
三角形の竪穴式住居みたいな形状。
内部は作り込まれてて快適そう・・・と思ったら!
天井に熊がいました!
もう、心臓停まるかと思ったわ・・・
・・・といったところで、はなはだ簡単ながらマタギ資料館の紹介を終わりたいと思います。
今は失われつつあるマタギの文化、興味のある方は是非訪問してみてください。
それではまた、次の珍スポットでお会いしましょう!
秋田県北秋田市 マタギ資料館の場所は、ここです