どーも、castom98です。
グーグルマップで神社仏閣漫遊旅、今回は兵庫県加東市にございます、朝光寺です!
2022年2月に訪問いたしましたので、現在は状況が異なっている場合がある点をご了承ください。
東条湖カントリー俱楽部西の山中に建立された寺院。
訪問当時は知りませんでしたが、御朱印は看板にもある総持院か吉祥院で頂けるそうです。
西の道路脇に駐車場があり、そこから川沿いに東へ。
しばらく歩くと、山門前の石段にたどり着きます。
ほう、江戸時代の山門ですか。
これは国宝じゃ無さそう・・・
山門には仁王像が安置されてますが、どちらも年月を経たせいか摩耗して丸くなっておられます・・・
この説明板によると、本堂が国宝、鐘楼が国重文、多宝塔が県重文だそうです。
それではさっそく、国宝の本堂を参拝。
ミニ正倉院のような重厚なフォルムで、室町初期?の建立。
格子戸の奥に、御本尊の十一面千手千眼観世音菩薩か祀られてますが、薄暗くてよく分からん・・・
しかしまぁ、不思議な事にこの朝光寺、人っ子一人いません!
無住のお寺のようですが、それにしては床がピッカピカ!
近所のお寺の方が管理されてるのかな?
実際にはもう少し薄暗いのですが、この静謐さ。
さすが国宝やわ・・・
柱に彫られた装飾の獏?ですが、馬面の個性的なお顔立ち。
Σ(゚д゚lll)ガーン
基礎は固定されてなくて、礎石に柱を置いた構造。
古式の建築様式ですね。
お次は、国重文の鐘楼を見学。
鎌倉後期の建立と、本堂より古いようです。
室町期は国主の赤松氏の庇護を受けて改修されたそうな。
県重文の多宝塔。
和歌山あたりで似たような多宝塔を見かけます。
この軒下の木組みが素晴らしい・・・
多宝塔から見た本堂。
ふ~む、美しい・・・
境内には近代の作っぽい石仏もありました。
インスタ映えするお地蔵様をパチリ。
・・・といったところで、はなはだ簡単ながら朝光寺の紹介を終わりたいと思います。
国宝なのにこの人気の無さ、まさに国宝独り占め状態!
静かな時の流れを味わいたい方にお勧めです。
磨き上げられた本堂の床を見るだけでも、価値はありますよ。
それではまた、次の神社仏閣でお会いしましょう!
兵庫県加東市 国宝 朝光寺の場所は、ここです