今回紹介いたしますのは、10年以上前に入手したロットからの出土品。
普通切手の銘付ブロック中心のロットで、昭和から動植物国宝にかけての単片やブロックが中心。
新昭和切手の銘付だけ抜き取って後は放置してたのですが、その中でも最大級のブロックがこれ。
第2次動植物国宝シリーズの10円観音菩薩(法隆寺)
今見直して、「切手帳ペーンかぁ・・・」と思ったのですが、タブの文字が何だか違います。
・・・これ、切手趣味週間の切手ですわ。
調べてみると、昭和29年発行で、あの有名な「月に雁」の次の切手です。
当時の普通切手を流用した小型シートなので、記念切手の範疇ですね。
写真の品は裏糊が強くて上に反り返ってますが、シミも無く上々の一品。
何でこんな品がロットに入ってたんでしょう?
また、普通切手の銘版ブロックも入ってました。
これは普通切手の観音菩薩10円。
長年放置していた割には、奇跡的にフレッシュな状態です。
そういえば、この切手が発行されていた頃、私の父は大阪中央郵便局に勤めていました。
その時、エラー切手でも持って帰ってくれればよかったのに、と思います。
まぁコネで入局してたので、切手には全然興味が無かったそうですが。
そういう訳で、実際は何の関係も無いけれど、妙に懐かしい気がする切手なのです。