本日は先日書いた通り、今回の南九州巡りで行った城跡を
まとめてご紹介します。
訪問したのは3月15日(土) 水俣城
3月16日(日) 津奈木城、木牟礼城、大口城
3月17日(月) 松尾城(志布志)です。
●水俣城跡(熊本県水俣市)
水俣城というと、新納忠元と犬童頼安の合戦中の連歌応酬が
印象に残っていますが。
今では規模が半減してしまっていますが、往時はかなり大きい
城だったようで、この城の落城が相良氏が島津氏に降服する要因に
なったみたいですね。
城は江戸時代の一国一城令で破却されたようですが、破却の様子が
見れるのも不思議な感じでした。石垣が残っています。
●津奈木城(熊本県津奈木町)
もう城跡よりこの断崖絶壁の方が気がひかれました。
ちなみに城跡から徒歩でこの断崖の途中まで行けるんですよ。
さすがに日の丸がはためいている断崖の先っちょまでは
行けませんけど。
●大口城(鹿児島県伊佐市)
大口小学校の裏山が城跡なんです。登城道は小学校の
裏にあるらしくて。。。
訪問したのが日曜日、ひと組の親子が野球の練習をしていただけで
誰もおらず、中に入っていけませんでした。
島津氏の薩摩統一に抗い続けた菱刈氏の居城を一目見たかった
んですが・・・。残念。
●木牟礼城(鹿児島県出水市)
この小山しかもう城跡は残っていませんでした。
国道を熊本県側から鹿児島県に入り、ひたすら南進していると、
右手に見えるんです。うっかり見逃してしまうところでした。
痕跡は小さいですが、このお城跡は鎌倉時代・守護に任じられた
島津氏が、薩摩入りの先兵として送り込んだ本田氏が拠点として
築いた、言わば「島津氏薩摩の第一歩」のお城跡なんです。
●松尾城(鹿児島県志布志市)
志布志は国指定史跡である「志布志内城」の方が有名ですが、
徒歩3分程度の距離です。すぐ行けます。
歴史的にはこちらの方が古いお城です。
実は内城に行きたくてはじめ間違えてこちらに登ってしまいました。
昨日の「軍師・官兵衛」の史跡探訪は竹中半兵衛の菩提山城跡を
紹介していましたね。
随分前、おそらくあんなに整備されていなかった頃に一度行きました。
次回はそれを紹介しようかと思います。
山城好きにぴったりのお城跡でしたよ。