攻城日:2021年4月24日

 

石川県鹿島郡中能登町にある能登・越中の国境に位置する桝形山に築かれている荒山城跡。

 

荒山城跡は石動山天平寺により築かれたとされています。

 

天正10年(1582)6月2日の本能寺の変をきっかけに能登奪回を狙った、上杉景勝と石動山衆人は畠山氏遺臣である温井氏と三宅氏を荒山城に送り込みました。

 

能登領主の前田利家は柴田勝家と佐久間盛政に援軍を要請、その結果利家と盛政の共同攻撃により荒山城は落城します。

 

その後荒山城は佐々成正の砦になっていましたが、天正12年(1584)には前田利家と戦い敗れ、城は前田氏の拠点となります。

 

佐々成政が翌年に秀吉に降伏したため、越中国西部は前田氏の支配下となり、荒山砦は廃城になりました。

 

駐車場もあるので気軽に立ち寄れます。

 

・荒山城跡の石碑

 

・桝形山の解説板

 

・登城口

荒山城跡は山頂に至るまには階段状にいくつもの郭があります。

 

登り口からは10分程で東屋のある郭に着きました。

 

・東屋

 

・横堀

 

・模擬櫓

 

・主郭

 

・石動山

 

・主郭下の腰郭