【飲料】PROSOL社コーヒーの革新的なパッケージにて新市場を開拓

PROSOL社は1998年にインスタントコーヒーの製造を開始して以来
常に消費者の為のメーカーとなるべくイノベーションを続けている。

PROSOL社の商品は現在Dromedario, Candelas, Hacendado, Oquendo,
Novartis,Santiveriといったブランドで22カ国に進出するに至っている。

また同社CEO Rocío Hervellaは2010年度43百万ユーロの売上実績、
2011年54万ユーロの売上予測を示した。

同社の革新はインスタントコーヒーのパッケージに高品質プラスチックを
使用したペットボトルを使用し、ガラスの瓶と比べて11分の1の重さを実現し、
割れず、リサイクル可能といった環境にも優しい素材を使用し、ペットボトル
としては他の類を見ないまたガラス瓶と変わらない見た目を実現した。

このペットボトルの開発に2.5万ユーロ投資し、3年の開発時間がかかったが
このイノベーションのおかげで売上の60%が輸出となるなどし新市場の開拓に
つながった。

開発直後はスペイン市場に瞬く間に広がり、2ヶ月後にはフランス、そして
すぐにポルトガルへと広がった。この広がりは勢いを増し、2012には大マー
ケットの一つであるカナダやアジアへと広がりを見せようとしている。

他のペットボトルを使用したインスタントコーヒーとの違いは、透明性を保ち
ながら、コーヒーの香りを開封前も開封後も失うことなく保ち続けるといった
点だ。これまで存在をしたいなかった透明度で触らないとプラスチックと気が
付かない程だ。

またクライアントも、重さがパレットで15%軽くなり、物流コストの3%の削減が
可能となった。また消費者も軽く自然に優しい商品を手にすることになりCO2排
出量72%の削減にもつながった。