娘です。父が亡くなってから2週間と少したちましたが、亡くなったことが本当のことにようには思えず、また入院してしまって会えないでいるだけのような気がしてなりません。
父が亡くなった日のことを書きます。自分がずっと忘れないでいるためにも。
亡くなるまで1週間前の様子が書かれたパンフレットを渡されて、どういう経過をたどるものなのか読んでいました。ただ、8割は書かれている通りになるけれど、残りはその通りにはならない、10人いれば10通りの亡くなり方があり、マニュアル通りとはならないことの説明をうけてました。本当に実際にその通りでした。
父の場合、夜から苦しんでいて、朝方のたぶん5時半頃に息を引き取ったのですが、ずっと苦しんでいたそうです。でも、血圧は下がらず110程度あり、体温の低下もなく、下顎呼吸や肩で息をするという前兆はなかったんです。なので、もう危ない状態なのはわかっていましたが、すーっと旅立ってしまうとは思わなかったです。そして、昏睡状態にもならなかったです。
旅立つ時、私はその場にいましたけど、その瞬間はさっぱりわかりませんでした。そして、母に大変だといって5時頃に起こされて、母は父の顔色がおかしいということで気付いたようですが、私にはさっぱりわかりませんでした。母がついてなくて、もし、私がついていたのなら、みんなを呼ぶことができなかったと思います。さすが、何十年も連れ添った妻だなと思いました。
大きく息を吸って、そのあと、はっはっと息をして、そして静かになったらしいです。この様子は後で弟の妻から教えてもらいました。私は横にいたけれど、なんにもわからなかったです。気付いたらとても静かで、でも、体はずっと温かくて、本当に温かいので、ドクターが亡くなったことを伝えてくれたけれど、ただ静かに寝ているだけのようでした。
ドラマのような、言いたいことを話してそしてぱたんとなるような最期って、あれはドラマだからなんだとよくわかりました。
