カステラくんたちと、高野山・町石道を歩いています。
128町石は、沙弥行佛と比丘尼蓮妙の連名になっていました。
129町石で休憩しました。
カステラくんたちも休憩。
133町石まで来ました。
わかりますか?
左上にあります。
今の町石道は下を右へとカーブしていきますが、133町石は「小都知ノ峯」(大筒ヶ峰)を経由するルート上にあります。
町石道じたい、変遷もあるのでしょう。
カステラくんたちの後ろに、文永4年(1267)11月日の銘が見えます。
折れたのを修補されているようですが、紀年銘がある石造物が山中にいくつも建っているというのは、驚異的だと思えてきます。
136町石も見つけにくくて、道から離れた茂みの中にありました。
茂みをかき分けて近くに行って見てみると、文永6年(1269)8月日と比丘尼寶道の銘文がありました。
136町石の目と鼻の先が六本杉と言われる、少し開けた場所です。
町石道は鋭角に折れます。
また、丹生都比売神社の方面など、下に降りる道も何本か来ています。
なかなかの山中をゆく道です。
2022年5月 和歌山県かつらぎ町
GRⅢ (GR Lens 18.3/2.8)