カステラくんたち、芭蕉庵史跡展望庭園(右側の岸が途切れる辺り)から、萬年橋に来ました。
 
小名木川に架かる橋で、写真奥が隅田川。
隅田川の向こうに、『富嶽三十六景』だと富士山が望めるはずなのですが、当然ながらビル群に遮られていますしょぼん
 
こちらは、葛飾北斎『富嶽三十六景』の「深川萬年橋」。
※ネットで拾ってきた画像です。
 
この浮世絵だと、小名木川の川面から萬年橋越しに、船が行き交う隅田川、その対岸の江戸の町並み、そして、遠景に富士山。
 
大胆な構図が心に残る一枚だと思うのですが、最初の写真の通り、いまや対岸はビル群ですしょぼん
 
ちなみに、きれいな図像は、最近だと『富嶽三十六景』が岩波文庫(青581-1)に入ったので、便利ですニコニコ

 

これはおすすめです。

定価は1000円で、地図なんかも付いていて、とても便利。

 

隅田川の向こうは、箱崎とか水天宮とかの方向なんですね。

 
同じ深川に架かる橋が「永代橋」なのに対して、こちらは「萬年橋」と呼ばれるようになったんだとか。
ちなみに、その「永代」は深川が永代島と言われていたからなのだそう。
 
反対側の歩道へ。
 
東側は、すぐ目の前に新小名木川水門があります。
 
水門の向こうからがんばれば、北斎のように、萬年橋越しに隅田川の方が見えるかなぁと。
というわけで…
 
水門の東側から、北斎を意識して(笑)、小名木川に架かる萬年橋越しに!
 
案の定、隅田川の向こうに富士山は望めず、見えるのはビル群です(苦笑)。
でもちょうど観光船が通りかかって、船が行き交う隅田川の雰囲気は出たかなニコニコ
 
カステラくんたちのいる、この位置からがんばってみました音譜
 
20181130 江東区
 EOS6D
 EF16-35mm F4L IS USM
 EF24-70mm F4L IS USM
 EF70-200mm F4L IS USM