大船の方に行ったついでに、今まで行ってなかった所を巡りました。
この日は、鎌倉の常盤の方へ
八雲神社。
鎌倉大仏の先にある、大仏坂切り通しを越えていく(今はトンネルで抜けるだけだけど)、
深沢の方に来たところで見つけた神社。
もとは治承年間にできたのをもとにした慶長年間くらいの神社のようでした。
16mmの広角レンズはおもしろいです。
本殿だけNikon FにFujifilm X-TRA400でも撮ってみる
続いて、市役所の方へ戻って行く途中の、北条氏常盤亭跡。
広いですね
この奥まで史跡として指定・管理されているようです。
少し調べると、執権や連署を歴任した北条政村邸だったらしいです。
『吾妻鏡』弘長3年(1263)2月
八日戊午、天晴、申剋雨降、今日、於相州常盤御亭有和歌会、一日千首探題、被置懸物、
亭主〈八十首〉、右大弁入道真観〈百八首〉、前皇后宮大進俊嗣〈光俊朝臣息、五十首〉、掃部助範元〈百首〉、証悟法師、良心法師以下作者十七人、辰刻始之、秉燭以前終篇、則披講、範元一人勤其役、
この記事によれば、御家人達がここ「相州常盤亭」で和歌会を開いていたんですね。
しかも朝(辰の刻)から日暮れ(秉燭)前まで、けっこう一日がかりで!
翌日以降には、和歌に点を付けて順位も発表されています。
懸け物も出ていますし、盛り上がったのでしょうか?
そんな賑やかさとは対照的な静けさでした
20160120 鎌倉・常盤
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