今回は計算についての記録です。先日書いたように、年長の一時期そろタッチに取り組んでいたものの退会し、その後小学校入学から夏休み明け頃まではパズル的な教材ばかりやらせていたら、計画的な学習を開始した小1秋にはそろタッチ時代の計算スピードは見る影もなくなっていました。

 

ちょうど同じ頃に山本塾の計算ドリル(と山本先生の動画)の存在を知って衝撃を受け、これは絶対に家庭学習に取り入れなければならないと思いましたが、一方で当時の長男ではたし算のレベル1で停滞するのが目に見えていましたし、それでモチベーションを下げてしまうことが怖かったので、まずは100マス計算をある程度のスピードでこなせるようになることを目指しました。

 

■100マス計算

お馴染みの学習法ですが、いきなり100マスから始めるのではなく徐々に負荷を上げていく方がスムーズだろうと考え、いくつか教材を見比べた結果、まずはこちら(先日の記事では1年生版から始めたと紹介してしまいましたが2年生版の誤りでした。そちらの記事も修正させて頂きます。)から着手しました。

 

 

この教材、100マスを謳いながら2年生レベルではそこまで到達しません。1日分(1枚)として最初は10マス×5セットからスタートし、50マス×2セットがゴールとなります。ひき算の50マスの後にはかけ算が出てくるのですが、まだかけ算のスピードを求める段階ではないと考え、「九九のれんしゅう」というマス計算ではない単元を終えたところで切り上げました。その時点では100マスへの移行に不安が残り、次は陰山先生の『プレ百ます計算』に取り組んでもらいました。

 

こちらも100マスより負荷を軽くした形式に多くのページが割かれており、最後の2日分で100マスが登場します。ここで100マスを解いてもらったところでもう大丈夫だろうと思えたため、本家?の『百ます計算』を始めました。

 

たし算→ひき算→かけ算→わり算の順でそれぞれ14日分のところ、かけ算とわり算はカット。また、100マス×2セットが1日分とされているところ、1日1セットだけこなしていきました。そうして28日間のたし算を終えひき算も終わりが見えてきた段階では、まだ山本塾ドリルには取り組まない方がよさそうだと感じました。

 

山本塾ドリルのたし算レベル1において、次のレベルに進んでもいいとされる○タイムは36問で50秒(約1.39秒/問)、もうこのレベルに取り組む必要はないとされる◎タイムは同35秒(約0.97秒/問)です。それに対して、この時点で長男の100マスたし算のベストは2:34、ひき算の方は3分を切れていません(一応2:34という記録は残っていますが他の記録から突出しており何らかの手違いだと考えています。)

最終的には◎タイムを目指すべきというのが山本先生の考えだと認識しており、せめて2分台前半(1.5秒/問を切るレベル)までは100マスの方で仕上げて、○タイムクリアに手間取らないようにしたかったのです。

 

ここで取り組んでいた100マスひき算は2桁(10~19)-1桁(0~9)で、たし算の1桁+1桁よりも明らかに処理が複雑です。そのため、ひき算の方で2分台前半に到達できればたし算も自ずともっと速くなるだろうと考え、ひき算への取り組みを延長し、結果としては68日間かけてちょうど新学年になる頃に2分台前半を達成することができました。

 

記録を取り始めたのは100マスたし算の途中からですが、そこから100マス計算卒業までの歩みがこちらです。

 

 

 

- ①②というのは数字の配列パターンで、前述の通り本家のドリルでは1日分として①②が1枚に印字されているところ、1日1パターンで2日かけてやっていました。

 

- 1/23-1/26は練習期間ということでタイムを測定していません。

 

- 3/31に2:47かかってしまっていますがそこは大目に見ています。

 

- 山本塾ドリルのたし算に入る前の助走として4/1-4/4に再度100マスたし算に挑戦してもらいました。2ヶ月以上触れていなかったにもかかわらずあっさり自己ベストを更新し、明確な成長を感じました。

 

- ひき算終盤から休日限定で81マスかけ算を取り入れました。「0」の行・列は無意味に思ったので、100マスではなく81マスで数字の配列をフルランダムにしたExcelシートを自作しています。

 

■山本塾の計算ドリル

 

中学受験算数の学習法をネットで収集しているとかなりの確率で出会うであろう、山本塾の計算ドリルです。どのようなものかは山本先生の動画や他の方のブログ等にお譲りして、今年の4/5から現在までの取り組みを紹介します。

 
 
 
- ペースはきっちり1日2枚です(休日は81マスかけ算1セットを追加)。1枚目ウォームアップ、2枚目本番という位置付けで、記録は2枚目のものです。各レベル①~④までの4パターンあり、レベル1は④→③、③→②、②→①、①→④のローテーションで回しました。
 
- 4月下旬にレベル1の◎タイムクリアが見えたため、4/25-5/2の期間はレベル1・レベル2を1枚ずつとし、4/29-5/2の4日間連続30秒切りでレベル1は卒業としました。
 
- レベル2については①がレベル1からの橋渡し役なのか、繰り上がりの計算が②~④に比べて少なかったので、これをあっさりクリアして他で停滞すると長男のやる気に響くのではないかという懸念から、他がある程度進捗するまで①は封印して進めました。逆に①を解禁した日は誤答だらけでしたが…。
似たようなことを考えた方は他にもいるようです。こちらの方の進め方は今後も参考にさせて頂きたいと思っています。
 
- 開始から2ヶ月ちょっとでたし算レベル2の◎タイムクリアが見えてきたというのが現状です。たし算以外はまだ手つかずですが、まあこれくらいはかかるだろうなと思って始めたので特に焦りはありません。当面は引き続き1日2枚をこなしてもらいながら経過を見ていきたいと思います。
 

■現時点で感じていること

- 記録は保存しておく方がよいと思いました。数日単位だと普通にタイムは上下しますし誤答もあったりとなかなか効果が見えづらいのですが、ある程度長いスパンで見ると確実に成長していることが実感でき、子どものやる気を維持しやすいです。誤答内容まで残しておくと間違いの癖に気付ける可能性もあります。
 
- 山本塾ドリルの前段階としてスピードを意識させるために100マス計算を選びましたが、その下準備には工夫の余地があった気がします。現在も単純な誤答が散見されるのは絶対的な演習量が少ないからではないかと考えており、『プレ百ます計算』はいいとしても、その前はもっと単純な計算ドリルで問題数をこなさせる方がよかったかもしれません。公文に通っていてある程度の量をこなしている子であればまた全然話が変わってくるのでしょう。
 
- 山本塾ドリルは紙のものに加えてPDFデータでも販売されています。紙より若干高くなってしまいますが、何度も繰り返し取り組むことが前提の教材ですので私はデータの方を購入して満足しています。
 
- 100マス計算の類の教材はネット上に無料の素材があふれており、必ずしもドリルを買う必要はないと思います。我が家も『百ます計算』のひき算部分をやりきった後は、同じ配列パターンで私がExcelで作成したものを使用していました。
※陰山先生によるとこの学習法は数字の配列を固定して取り組む方が効果が出るとされています。