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ADD女子 50才からのはじめの一歩

私、診断は受けてないけどたぶんADD(注意欠陥障害)。
シングルマザー。
息子(20才)は自閉症。

50才を目前に、思ってもみなかった人生の方向転換が押し寄せてきた。それも束になって…。

ADD女が50才から味わう「はじめの一歩」たちを書き留めていきます。

母が亡くなって恋人とも別れ、知的障害者の息子とふたりぼっちなって、何とか暮らしを立て直そうと、プロのお掃除屋さんに台所の一部とトイレの掃除を予約して間もない頃、

DVDプレーヤーが壊れました。
もう20年以上使ってきたので、さすがに買い替え時ということなのですが・・


DVDプレーヤーよりももっと前から、いつ壊れてもおかしくなかったのがオーブンレンジと冷蔵庫。

オーブンレンジは13年選手で、もう何年も前からケーキを焼いている時に「キィ~~、キィ~~」と悲鳴をあげるようになり、最近では温度も上がりきらない様子で、以前よりも温度は10度高く、時間も10~20分は長く設定しないとうまく仕上がらなくなり、満身創痍とはこのことなり!という痛々しさでした。
冷蔵庫も、もう20年以上がんばってくれていて、数年前から、扉を開けた時に中のランプが点かないことが多くなり、こうなると壊れる前兆だと聞いていたので、夏が来るたびに「何とか持ってくれー」とヒヤヒヤ涼しく肝を冷やしていたのです。

我が家は家電製品はほとんど隣町の大手家電量販店で買っているのですが、DVDプレーヤーを買い替えて、もしまた冷蔵庫が壊れたりして慌てて再度隣町まで走るようなことになるくらいなら、いっそこの際だから一気に全部買い替えてしまえば、もうヒヤヒヤすることもないし、冷蔵庫に関しては夏場に急に壊れたりしたら本当に大変だから、この機会を逃す手はないと、思いきって決心しました。

コロナ給付金よ、ありがとう。

ガステーブルもそうでしたが、
冷蔵庫もオーブンレンジも、ADD脳内をグツグツ煮えたぎらせながらシャバを渡るのに必死だった私に買われたばっかりに、ろくすっぽ手入れもされずに酷使され続けたので、その汚れっぷりたるやひどいものでした。手放す日が近づき、感謝の気持ちを込めて何度か拭き掃除。オーブンレンジは外側はそこそこきれいになりますが内側を覆い尽くす飛び散り汚れたちは仁王立ちの勝利宣言です。
冷蔵庫も、ありったけの感謝の気持ちを込めて丁寧に拭き掃除を進めて行きましたが、棚板やトレイ、冷凍庫や野菜室に至ってはポケット全体を取り外して洗えるということを最後になって思いつき、そんな事さえまったく思いもつかなかった今までの私の余裕のなさを不憫に思い、そんな私を支えてきてくれた家電たちに申し訳ない気持ちと感謝の気持ちで胸がはち切れそうになるのを感じながら、もうあと数日しか使わないそれらをごしごしと流しで洗い清めたのでした。