リーダーさん、こんにちは晴れ



品川から娘のお迎えに
向かうため、


東京駅で
中央線に乗り換えた。


出発まで、空いていた車両が、
どんどん、
いっぱいになって来て



そこに、4人のおばあさん達が
乗って来た。



前の座席の
茶髪の高校生が、
スッと、立ち上がり、
別の車両に移動した。



私も、おばあさんに
席をお譲りした。




ふと、高校生を見ると、
「いいことしたな。」と
言わんばかりに、
満足げに笑みを浮かべていた。



後の2人のおばあさんは、
立っていた。



おばあさんの前には、
立派な服装の会社員風の男性が
ふんぞり返って、座っていた。



茶髪の高校生は、
たった数分間に、徳を積み、

満ち足りた気持ちで
お茶の水で降りた。



歩き方も爽快だった。




一方、電車のふんぞり返った
親父は、

今日も、これまでの何十年と
相変わらず、

会社で、社会で、家庭で、
飲み屋で、不満と加齢臭を
撒き散らすのでしょうね。



茶髪くん、ありがとう。