ハルバルの仕事は産業機械系のエンジニアです。
ぶっちゃけ何でも屋ですね。
昔、ビジネスジャンプで
『なっちゃん』てマンガやってたんですが
まさに、あれ。
で、機械を相手に仕事していると
『こいつら、中に誰か入ってんじゃねーの?』
て思うことがよくあります。
例えば、機械が不具合を起こす瞬間を見たい訳ですよ。
で、刑事の張り込みよろしく、食事もそこでパン噛りながら、何時間もじ───っと監視してるんです。
………なんにも起きない。
しかし、こちらは人間。
生理現象がいっぱいいっぱいです。
だめだ!がまんできない!
トイレから帰ると、故障してやがる。
『奴らは見てると真面目だから』
『こっちの隙をうかがってますからね、奴ら』
時間単価がアホみたいに高い管理職の会議でも
普通にこういう会話がでます。
もちろん、半分は冗談ですよ。
つまり、半分本気
そう、機械の中には妖精さんがいて、人間が慌てふためくのを笑っているのです。
さて先日、探査衛星『はやぶさ』が7年ぶりに帰ってきました。
イオンエンジンの稼働を実証しながら、小惑星イトカワまで行き
鉱石サンプルを採取して、地球へ帰還。
総移動距離60億キロ。
無理無理無理!!
大体の人がそう思ってたはずです。
なにが難しいって、『はやぶさ』は地球から離れすぎて、リアルタイムコントロールができないんですよ。
地球側でモニターしてる情報は過去のものなんです。
なので、『はやぶさ』は物凄い自動制御機能が搭載されています。
自分で判断して、自分で仕事をするのです。
無論、様々なトラブルも発生。
続発する故障、何度も行方不明になる『はやぶさ』
公式には、あらかじめ想定されていたトラブルにシステムが対応し、事無きを得た。ということになってるのですが。
でも、世界中のエンジニアは知っています。
『はやぶさ』は頑張った!!
そう、『はやぶさ』は歯を食い縛り、闘志を奮いたたせ、使命を果たすために頑張ったに違いありません。
地球を目指し、必死に帰ってきたのです。
6月13日、『はやぶさ』は地球帰還カプセルを離脱。
本来なら再び旅立つ計画もあったのですが、満身創痍の『はやぶさ』に最早その力は残っていませんでした。
カプセルを安全な地域へ確実に落とすため、地球へギリギリまで近づき、大気圏に突入。
燃え尽きました。

お疲れ様、『はやぶさ』
探査衛星から、本物の星になって地球を見守っていて下さい。
君はいい仕事をしたよ!!

懐かしの特撮ヒーロー
「キカイダー01」イチロー役でおなじみの、池田駿介さんがお亡くなりになりました。
おなじみの、って言っても若い方は知らないんだろうけど。
カッコよかったんですよ。
弟のキカイダー=ジローがギターを持っていて
対するイチローは、トランペットを高らかに鳴らしながら登場。
『チェンジ!キカイダー・ゼロワンッ!!』

真似したなぁ。
ゼロワン=イチローは完璧な良心回路を持ってるんですよ。
しかし、あまりに完璧すぎて悪との戦いに迷いがない。
そこで、世界に悪のエネルギーが満ちるまで、あえて封印されていた。という設定。
子供の頃は、『完璧ならいいじゃん』とか思ってたんですが
今なら分かるな。イチローの悩み。
いつか、池田さんが経営してるという
『ゼロワンチェーンの大判焼き』食いに行こうと思ってたのに。
また一人、ヒーローが旅立ちました。
夢をありがとう。

