先日は子供3人の歯医者の日。
3ヶ月に一度歯をチェックしてもらっています。
私が人生で後悔していることは多々ありますが、そのひとつが歯です。
歯の強弱は遺伝もあるのでしょうが、
なんせ私は歯が弱い。
今となってはお金がかかってしまう
そんな遺伝を危惧して、子供たちの歯は大切にしています。
か、我が子も歯はイマイチ。
歯並びはもちろんのこと、虫歯にもなりやすく、乳歯は虫歯にしてしまったので、永久歯はとにかく気をつけてるわけです。
京都にいた頃は、隣の県まで歯医者に通っていました。
なるべく
削らない、抜かない、フッ素はしない。
歯石をとる電動の研磨機もなかったような歯医者でした。
転勤になってからも、同じ先生に師事した歯医者を教えてもらって、現在はそこに通っています。
こちらも隣県で、車で1時間半はかかるけど、
こちらにきてからはずっと通っています。
おかげで虫歯はないのですが、ずっと気になっているのが歯科矯正。
子供①②は顎が小さいからか歯並びが悪い。
ただ、お世話になっている先生方は歯科矯正は勧めません。
その理由は歯並びの美しさよりも、
噛み合わせを重視しているから。
(美的ではなく機能的な矯正は必要)
正しく噛めることはとても大切なこと。
歯列の良さと噛み合わせは同じではなく、
噛むことは成長とともに体が覚えたことで、
歯科矯正は歯を緩めたり縮めたり抜いたりするのですから、培った自分の咀嚼システムを壊し、体の機能を狂わせ、もしかすると矯正をしたがためにずっと不調を抱えてしまうこともある。
極端に言えば、
歯列が悪いのも、体のバランスなどから、
正しく噛むために必然的に悪くなっているのかもしれない。
ですから、大人の矯正は最も気をつけるべきだそうです。
UHA味覚糖から咀嚼システムの説明を抜粋しました。
咀嚼(そしゃく)とは、食べ物を噛み砕いて唾液と混ぜ合わせ、やわらかく飲み込みやすい食塊(しょっかい)にすることと定義されます。最近、この咀嚼という行為が、心と体の健康を保ち、元気で長生きすることと大きく関わっていることへの関心が高まっています。
毎日欠かすことなく行う咀嚼ですが、これまで意外なほど無関心に扱われ、見過ごされてきたようです。それは、咀嚼がヒトの運動の中でも最も複雑なものの一つで、とらえることが難しかったせいでもありました。
しかし、歯科矯正は今や親の役目と言っても過言ではなく、周りの子供さんも矯正をしている人が少なくはなく、正直どうすべきか悩んでいました。
そして、年頃になって我が子が歯並びを気にするのではないかと思い、先日再度先生に矯正の相談したところ、やはり体のためにはしない方がいいとのこと。
治療中にできる限りの歯列の調整はしてきたとのこと。
(これは知らなかった)
そして、意外にも
今歯並びのいい子供③の方が、前歯が浮いていてうまく噛めてなく、そちらの方が心配とのことでした。
なんだか複雑な心境ですが、やはりこのままどの子も丁寧に様子を見る方が良さそう。
ワクチンにしても歯の矯正にしても
一度狂わせた身体を元に戻らせるのは容易ではないはず。
調べることは、正しい知識を得て、回り道をしなくていいようにすることだと思います。
人生を長い目で。