崩れていく自分を、もう止められない。
理想を描き、叶えることができた。
だが俺にはわからない。予想した最悪のシナリオと、いったいどちらが現実であるのか。
ただ俺が、この手に掴み取ったと、思いたいだけなのか?と、掌を開いてみる。
踊らされていたのは、お前の方なんだ。
あの日の闇を忘れたとしても、闇は突如として、この街を悲鳴で染める。
助けがどこからか来ると、強く信じればいい。
命の終焉で、おれはまだ笑っている。
その魂に覚醒した、この世に存在しない人格の憑依。
血が流れ、
意識は薄れていく。
ここではなく、砂漠へ俺を送ってくれないか。
砂しかない世界が、この世界より命の意味を教えてくれる。
この世界で、俺が見た光景は奇妙だ。
肉体が干からびたとしても、この旨に強くある思いが、再び俺を覚醒させる。
第2に人生を送るお前に、第1の人生で犯した罪の償いをさせてやる。
そして、第2の道も破壊してやる。
お前には俺の表情が見えないのか。
なぜ危機感を感じない?
すぐにそこから逃げろ。この世界に、安全な場所などないのだけど。
銃口は、お前へ向けられている。