もう、今は何も言わないで。
また辛くなってしまうから。
架空のお話で人を笑わせることより、
現実の世界を直視することの方が難しい。
抱かれていたぬくもりは、温かさを感じたのはあの頃だけで、
いまは熱で、足を壊死させていくから・・
歩くことさえ、難しくなっていく・・
もう今は、心に入ってこないで。
真実なんて見えていないくせに・・
また苦しさで、
怒りを罪に変えた。
罪をベールで覆っては隠すことで、また話すことさえ難しいストーリーがこの道に増えた。
謝る事さえできない罪が、時折、心を蝕むから・・
その罪で、優しささえ、これから犯す罪の伏線であると疑われてしまうから・・
今はただ限りない絶望で、涙がすべて流れきるのを待つしかない。
嵐が去ったその時、私がいるのは砂漠だろう。手錠と足枷で身動きができない世界で、
喉が乾き切り・・
空へ・・