「聞くことや頼ることは甘え。情けないことだ」と思いこんでいるあなたへ
こんにちは!
自信がもてない接客スタッフに“勇気”をさずけて、諦めていた想いをかたちにする
接客カウンセラー奥 武志です。
先日、ジャーナリストの池上彰さん出演のテレビ番組、「池上くんに教えたいニュース」を見ていました。
その中で、接客とは直接的には関係ありませんが、“人の成長に関わるとても大切な話”が出ていたので、シェアしますね。
この番組は、池上さんが、「今を知るキーワード」について、いろいろなジャンルの専門家に質問をして、教えてもらう。というものでした。
たとえば、、、
◆森喜朗元 総理大臣
◆国際霊柩送還士 木村利惠氏
◆塩崎賢明 神戸大学名誉教授
◆阿川佐和子氏 「聞く力」ベストセラー作家
かなり“異色”の人たちに、池上さんが質問をしまくっていたのですが、、、
番組の最後に、池上さんがこんなことを言っていたのです。
(実際の文章とは少し表現が違う部分もあると思いますが、趣旨はこんな感じでした)
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「(自分では)わからないことがあれば、自分から恥ずかしがらずに専門家に聞いてみることです。
聞いてみることで勉強になり、楽しいなと思えるようになるのです。」
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ご存知のとおり、池上さんは、ジャーナリストであり、伝える専門家でもあり、雑学もかなりたくさんお持ちの方。
そんな池上さんでさえ、自分が知らないことは、自分から聞いてみようとして勉強しているんですね。
池上さんでそうなのだから、どうあがいたって僕らはさらに何倍も、“聞いてみる”は重要なことなはず。
じぶん1人で勝手に、
「わからない、情けない、できない、どうせバカにされるだろう」
なんてふてくされてしまうのは、いかに時間とエネルギーを消耗するだけのことなのか。
「相談」でもいい。
「質問」でもいい。
結局は、「聞いてみる」「相談にのってもらう」のような、“行動”をしてみることが、
あらゆる停滞から抜け出す、いちばんの方法。
あらゆる成長につながる、いちばんの方法。
なのでしょう。
ぼくの周りにも、
「人に頼ってばかりではいけない」
と色んな人から言われて生きてきたから、「聞く」ことが苦手だったという接客スタッフたちがほんとに多いんです。
ほかにも、
「頼るのは甘えだ」
「聞くことは情けないことだ」
なんていうイメージもあるようです。
でも、実際は、ほんの少しだけ、ゆうきを出して聞くだけで、
「あっ!そういうことだったのか!」
「そう考えたら良かったのか!」
「もっと早く、ゆうきを出していれば良かった(T T)」
そんな反応もまた、すごく多いんですね。
聞くことも、頼ることも情けないことなんかじゃない。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」
どちらを選ぶのか?だけのことなんだと、あらためて、池上さんが教えてくれたように思います。
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「(自分では)わからないことがあれば、自分から恥ずかしがらずに専門家に聞いてみることです。
聞いてみることで勉強になり、楽しいなと思えるようになるのです。」
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あなたはいかがでしょう?
まず、自分なりに考えてから、でももちろんいい。
でも、自分なりに考えてもわからないことや、
それでもできないことがあるのなら、次は、ゆうきを出して、だれかに頼ってみたらいい。
「聞いてみることで勉強になり、楽しいなと思えるようになる」
そうしたいと思う方にむけて、想いをいっぱいこめて、ぼくも接客カウンセラーとして、精一杯みんなを応援していこうと思います。