幡が谷六号通商店街ぶらり散歩⑤ | ポストたずねて三千里

幡が谷六号通商店街ぶらり散歩⑤

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          メニューの黒板






走る人 給仕さんが注文をとりにきます。

メニューのトップにあるフェデリーニ

”シラスのぺペロンチーノ・ボッタルガ

かけ”というのが気になりました。

フェデリーニは細麺のスパゲティー

いわばそうめんのような感じのパスタ

です。





 ボッタルガはからすみのこと。

 給仕さんに聞いてみました。

「これ、めっちゃウマい?」

 給仕さん「めっちゃウマいです。

私も驚きました」





 「めっちゃ」というのは給仕さん

の世代に合わせた言葉で、

ふつう私はこの言葉は使いません。

 でも使ってみると、相手にスムーズ

に伝わるので不思議な感じがしました。





 それに決定。ついでにワインも注文。

 ハウスワインは昼のサービスとして

300円だとのこと。モンテプルチアーノ

だというのでこれも決定。グラスワイン

としては安いです。





 ガラス窓が大きくとってあって外に

坪庭?がしつらえてあります。

 庭がみえるから広々とした感じが

したのです。




 奥の端っ子で帽子をかぶった男が

ひとりうつむいてパスタを食べて

いるのが見えました。短パン姿の

若造かなと思いましたが、

「食べる時ぐらい帽子を脱げよ」と

言いたくなりました。





 前菜の生ハムサラダとフォカッチャ

をつまみながらワインを楽しみます。

厨房の中ものぞけます。





 ボッタルガのかかったぺペロンが

来ました。給仕さんの言葉はウソ

ではありませんでした。そうめんに

からすみがこんなに合うとは!

赤トウガラシでしびれた舌を赤ワイン

で洗い落としながら厨房の奥を眺め

たりしました。





 最後はブラッドオレンジのジェラー

トが大きすぎて全部食べるのが大変

でした。コーヒーも及第点。







 メニューの黒板を眺めていると、

給仕さんが近くまで持ってきてくれ

ましてのでカメラでパチリ。

 夕方5時半から夜のメニューが

楽しめるそうです。




夜のメニューで気になったのは、

ペンネリガーテ岩中豚のポルチーニ

クリーム(レモン風味)、

ズワイ蟹とセリのリゾットピラフ、

キンキのアクアパッツア、

以上の3つです。





 お勘定をしょうと思ったら、前に

奥の帽子の若造が立ちふさが

ったので顔をよく見ると、

若造ではなくおっさんで、さらに

良く見ると、

俳優の大杉漣でした。

帽子をかぶっていた理由はこれで

わかりました。俳優はいろんなこと

気を使う大変な職業です。






かれがドアの外へ出たときちょうど

若い女性3人とすれ違い、大杉漣

に気づいた女性が「きゃあ!」と

悲鳴を上げるのが聞こえました。





幡が谷の散歩はけっこう味のある

ものでしたよ。