上野の森散歩③
聖トリニタ橋のたもと(北側)
フィレンツェの聖トリニタ橋
(サンタ・トリニタ)は、2001年に
訪れたので、その橋の北側(右岸)
のたもとに彫像がたっていること
は知っています。
ただ、そのなかの一つが聖アンナ
であること、戦争中にナチスドイツが
爆破して聖アンナの首が行方不明に
なったことは知りませんでした。
フィレンツェを訪れたことがある人
は、この聖トリニタ橋の北側に有名な
フェラガモ博物館があることを知って
いるでしょう。しかし、60年前にあった
戦争の傷跡は知る由もありません。
まして、聖アンナ像の首が飛んだ
ことなど、知っている人はごく少ない
と思います。
映画「聖アンナの奇跡」は、ニューヨーク
で起こった殺人事件から始まります。
一人のイタリア系アメリカ人が窓口で
黒人係員にピストルで射殺されます。
逮捕された黒人のアパートの部屋から
古い大理石の彫刻の頭部がみつかります。
学者はこの発見におどろきます。
その彫刻の頭部が、60年前に行方
不明になったイタリア・フィレンツェの
聖トリニタ橋の聖アンナの首だとわかった
からです。「時価500万ドル」と学者は
言います。
「なぜこの男が?」
ここから画面は1944年のイタリア
戦線でのすさまじい戦闘場面へと
移ります。
