東京世田谷にてカサンドラさんの自助会を開催しています。


次回の自助会は8月17日(日)です

場所は、毎回同じです

世田谷区三軒茶屋にある

男女共同参画センター【らぷらす】の

4階にある研修室です


研修室は1~4まであって

予約とれるところが毎回違うので

入り口に【カサンドラ】と案内を出しています



今日のカサンドラさん

転んだときの出来事を話してくれました


痛さと悲しさに

おそわれたとお話していました

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夫が発達障がいだと思います

診断を受けていません



結婚してから

毎日、毎日

同じことの繰り返し

同じようなことの繰り返し


本人に【繰り返している】意識はありません


やめて

こうやってほしい

お願い


聞いてもらえませんし

もちろん、話し合いはできません



報告、連絡、相談

満足にできたことはありません


本を読んで、色んなサイトをみて

発達障がいなんだなぁと理解



悪い部分は見ないようにしたり、

多くを望まないようにしたり

アサーションを学んでみたり



色々ためしてみました

20年くらいたちました



諦める以外の選択肢が

みつかりませんでした



先日、悲しい出来事がありました

別にいつものことなんだけど

痛かったから

ことさら悲しく感じました



用事があって

たまたま一緒に出かけていた時です



夫は、一緒に出かけていても

自分のペース

さっさと歩いていってしまいます



夫のポケットから何か落ちました

夫は気づかずにサッサと行ってしまいます



私【落ちたよ】と言いました

夫は拾おうとせずに

サッサと歩いていってしまいます



拾ってあげようとした時

夫は振り向きました



私は一瞬、夫の方をみてしまって

足元の小さな段差に気づかずに

転んでしまいました


転んだ私のことを

夫はじーっとみています


私は、膝を強打し

【痛ったーい】さすって

足が動くかどうか

捻挫してないかどうかを確認し



立ち上がりました



数メートル先で夫は無言でじーーーっとみていて

なんか、ムッとしているみたいに見える


私がモゾモゾと動き始めたら

ぶぃと前に振り返り

歩きだしました



いつも振り向くことなく

サッサと行ってしまうけど

さすがに転んだら

心配くらいしてくれるよね



と思った私の期待は

すぐにかき消された



【えっ大丈夫?とかないわけ?(心の声)】

【心配くらいしてくれたって(心の声)】




夫、なぜかムッとして先を歩いている

心配して駆け寄ることもない



あたかも、みっともないと言わんばかり

ムッとしている


痛い足をさすりながら

サッサと歩く夫に追いつき

私【あなたが落としたものを拾おうとして転んだ】

と説明



夫【・・・】

ムッとして前を向いている


何も言わない


無言でいる夫をみて


さすがの私も

悲しいやら

怒りの感情やら複雑な思いを抱く



夫【・・・】



私【なんで黙っているの?】


夫【だって動けているし】


私【えっ?】

私【ケガしてないか、とか、捻挫してないか、とか心配にならないの?】 

私【あなたが落としたものを拾っおうとして転んだのに】



夫【拾ってくれって頼んでない】

夫【歩けているから大丈夫】


夫の表情は、あたかも私が無茶難題をぶつけてきて、腹立だしいといわんばかり。


夫からすると

私が頼まれてもないものを拾おうとして、勝手に転んだのに、文句を言われる筋合いはないということだ


そういえば

私が病気した時も

同じようなことを何度か言われた


休みの日で

私の病状を気にすることも

通院を手伝ってくれることもない

もちろん、差し入れや子どもの世話もしない



夫といえば

せっかくの休みに

胡散臭い顔した病人がいると

おちおち休めないという


発達障害の人が

みんなこんなことを言うとは思わない


けれど

家族のケガや病気

それに

何かアクシデントが起こったときに


【心配してくれる】こともできないのは

どういうことなんだろう


私には全く理解できなかった

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あるカサンドラさんの話しでした


病気の時のエピソードは

カサンドラさんからよく話しをされます


普段何もしてくれなくても

自分が弱った時くらい

助けてもらいたいのに

心配する、気にかける等の

気持ちをかたむけてほしいのに


悲痛な声が聞かれます


特性なのかもしれませんが

何らかの状況設定トレーニングで解消できるように

思うのは私だけでしょうか


自助会は毎月行っています

孤独や沈黙、自分の忍耐力にも限界があります

話して解消してみてはどうでしょう