東京世田谷区にてカサンドラの自助会を開催しています。


次回は7月13日です。

ご予約承り中です

定員に達したら早期予約終了もありえます


カサンドラさんのエピソードをご紹介しています。


本日のカサンドラさん、

原因不明のひどい腰痛で

動くのもままならない時のお話です

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夫は発達障がい

子どもは、発達障がいと

発達障がいグレーがいます。



まともな家ではないとずっと思っていましたが、なんとか軌道修正しながら

全ての子どもが成人を迎えました


自分の立ち振舞いを反省しながら

色んな努力をしてきました



私以外の家族は

基本的に人に興味がない

人に関心が薄い




その薄さは

味の全く感じない

色だけついている

アメリカンコーヒーのようです


全くないわけではない

基本的に自分に関係ないと思ったら

全く関心をもたない




色んな場面で

ツラさを感じてきましたが



日々、孤軍奮闘してきて

正直、ゆっくり考える暇がなかった

別居や離婚も選択肢にあった




本当に忙しすぎて

考える暇がなかった

考えるのも怖かったというのもある



一番下の子どもが成人を迎え

ようやく肩の荷がおりて



家族の違和感に向き合う

「心の余裕」がでました



今までも考えていたけど


考えることがツラすぎて

考えてしまうと

「明日」を迎える自信がない



大袈裟な表現ではありません

そんな紙一重の状態でした




夫や子どもは、自分が病気になると

完全に平常に戻るまで

【ここの調子が少し悪い】

【食欲があるような、ないような】

【なんとなくいつもと違う】と

どーでもいいことで

半月以上も訴えてきます


私は母です

悪い病気でないか心配するし

症状を細かく聞いて

適切な病院に連れていきます




遊びの誘いにはのってるし

元気に遊びに行って帰ってきて

【あー調子悪い】と言いつつ

次の日も遊びにいきます



あ、これ、子どもの話じゃないですよ

子どもと夫の話です

夫は、遊び&飲み会つきです





私はアラカンになり

心身の疲れを感じていますが

子育てから解き放たれ

ようやく家族からの自由を勝ち取りました

フルタイムで働いています



1、2か月前から

今まで感じたことのない

腰の違和感がありました



温めたり

マッサージしたり

なんとかやりすごしていました




【痛い】とは思っていたけど

どんどんひとくなってきた



【あた、た、た、た】

動き方も変ですし

足が上がらないから

階段を上るのもゆっくり



立ち座りもままならない

一回横になると起き上がれない




何かするたびに、つい

【痛い】という言葉が口からでてしまう




そんな私を見ながら

家族はノーレスです


 


【いたたた、いたたた】

腰をまげて何かを拾うにも



【いたたた、いたたた】

靴下を履くにも



【いたたた、いたたた】

座る、立つにしても



どこかにつかまり

ゆっくりしか動けません



電車通勤だから
仕事に行けるか

心配になる日もありました



痛いから

正直動きたくない気持ちでいました



でも、誰も私を手伝ってくれません

手伝ってと頼むとそれだけをやります



そもそも、誰も家に帰ってこないんです

それに、私の状態を聞いてくれる人もいない

大丈夫?と聞いてくる人もいない



でもね、夫と子どもは

何も言わずに私の様子をずーーーーーっと

見ています




以前だったら



私【痛いって言っているんだから何か手伝ってよ(怒)】

私【痛いから手伝ってくれない?(お願い)】



そのどちらかを言っていました

もう、それすら面倒になってます



なかなか痛みがひきません



良くなったり

悪くなったり



病院行ったり

湿布はったり

薬飲んだり

温めたり

マッサージしたり

色んなことをしていました




誰も私の痛みを心配する人はいません

私って一人暮らし?と思うほど

いえいえ、五人家族です



誰も心配してくれないて寂しいな

と思います


でも、かえってくる言葉を知っているから

言いたくありません


夫と子ども

【動けてるのに心配する必要ある?】

【心配してほしいなら、そう言えばいいのに】



そういうもんなんですかね

うちは、毎回こんなやりとりです



心配してって言っても

棒読みのセリフだけなんてすよ

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ある子沢山カサンドラさんの話でした


一度や二度は

誰かにこんな対応をされたことはあるかも


毎回と考えたらどうでしょう


ツラさを分かち合い

自分を癒す自助会をご活用ください