東京世田谷区にてカサンドラの自助会を開催しています。看護職ボランティア団体です。
月に一回程度、世田谷区三軒茶屋にある男女共同参画センターらぷらすにて自助会を開催しています
次回の自助会は7月13日(日)です
予約サイトは、このブログの一番上にあります
このブログでは
カサンドラさんのエピソードを
ご紹介しています
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夫と子どもが発達障がい特性があります
夫が一番障がい特性が強いですが
診断は受けていません
夫よりも障がい特性が少ない子どもが
診断を受けているので、
夫は間違いないと思います
子どもが小さな時のことです
私と1人の子どもが時間差で
インフルエンザにかかりました
家の中に病気の人間が二人います
元気の子どももいるし
病気の子どもの世話もある
幸い、夫の仕事がお休みでした
こういうシチュエーションは初めて
てっきり、夫は【何か】やってくれると
思っていました
夫はなかなか起きてきません
病気がうつるといけないと思い
おきてくるまで声はかけず
私は近づくのをやめていました
なかなか起きてきません
私と子どもが病気なことは知ってます
元気な子どもは
【お腹すいた】
病気の子どもはまだ幼児
ぐずぐず泣きわめいています
マスクと手洗いしながら
私は子どものごはんを作り
看病をしていました
朝のバタバタが終わった頃
夫が起きてきました
私は体力を使い果たし
ソファーでぐったり
下の子と寝てました
私をゆすって起こし
夫【何やったらいいの?】
なんか、【一応、聞いとくけど】的なムード
寝ぼけてたのもあり
熱でぼーっとしていたのもあり
あ、何かやってくれるの?と嬉しくなって
あれやこれやと
やってほしいことを紙に書いたり
話しました
いつも何もしないので
物の位置もわからないし
どうやっていいかもわからないので
いちいち話さなくてはいけませんでした
ふん、ふん、そんなこと
(その程度のこと)的な応答
みたいなことを言ってたような気もします
でも
早く休みたくて
気にせず話を続けました
話を終えた時
【なんだ、元気そうじゃない】と夫
高熱あるんだけど、と私は言う
【でも、元気そう】と夫
【うつると困るから用事があるまで別の部屋にいるね】と夫
昼ごはんの時間を
かなり過ぎてからやってきました
上の子はお腹すきすぎて機嫌悪い
夫【早く食えよ】
夫【こいつ食べ方きたない】
子どもにマジギレしてる
子どもは、いつもへらへらしている
パパじゃないから
怖がり近づかない
結局やったのは、最小限のことだけ
しかも
話し半分しな聞いてないから
【あれってどこだっけ】
【これ、どうやるんだっけ】
【こいつ、全然言うこと聞かない(怒)】
元気な子どもは泣きわめき
私のところにくるし
夫は、病気の子どもの世話は
うつるのイヤだからやらないというし
結局、熱がある私が動き回ってました
夫【なんだ、元気そうじゃない】
と、また言いました
私は、怒りと悲しみで
どうにかなりそうでした
発達障がい特性は
察するのが苦手といいますね
その当時、そんなことはわかりませんでした
でもね
【熱がある】
【カラダが痛い】と何度も言っても
自分が【元気そう】と思ったら
その考えをまげませんでした
本当にツラかった経験でした
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全く同じ経験をしている人は
いないかもしれませんが
ツラい状況を理解してもらえなくて
悲しい経験をしている人はいるのばないでしょうか。
自助会ではそんなお話を
ポツリ、ポツリ話したり
爆弾トークになる時もあったり
笑い話になったり
涙、涙のときもあったり
その時、その時で違います
ツラい気持ちを分かちあうだけで
ずいぶん楽になるものです
次回のアートワークでは
言葉にならない奥底にあった
自分の思いに気づくこともできる経験に
なるかもしれません
どうぞ、ご自分を癒しにいらしてください