こんにちは

東京世田谷区にてカサンドラの自助会を開催しています。看護職ボランティア団体です。


カサンドラさんの声をお届けしています。



本日も引き続き

発達障がいの夫に向けて

【疲れてる】と言ってみた

シリーズです


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夫が発達障がいです。

どう話したら、どう表現したら

私がどんな状態になったら

親身になって耳を傾けてくれるんだろう


そう思って生きてきました


世間の人は

私の夫に対する愚痴を聞くと

【じゃあ離婚しちゃえば】と言います


皆さん、シングルマザーのツラさを

全然わかってない



離婚して良かったエピソードだけ

ではないことを知っているのかな



他人の人生に関わるワードを軽々しく

言ってほしくないなと思いました




そう思っただけ。

思ったことは数知れないけれど

私が他人に発したことは一度もありません




でも…………



実際

何度離婚しようと思ったか

数えられません



ツラさの始まりは

嬉しいはずの最初の子どもが生まれた時




でした




子どもが生まれて

退院して戻ったある日のこと



生後間もなくは

夜昼なく子育てが続きます



本で見て知ってはいました

友人や知人から聞いて知っていました



でも 




毎日、毎日、毎晩、毎晩

同じことが

夜昼なく続くことに

ほとほと疲れていました



実家が遠く

頼みの夫といえば

【言ってくれたらやるよ】というスタンス

言葉はなんか軽々しい 



【男の人は生まれたら変わるから】

という周囲のアドバイスの数々



不安がずっとつきまとっていましたが

【生まれたらやってくれる】

そう信じてきました




退院してしばらくは

実家から応援がきてくれました




その時は甲斐甲斐しく

動いていた夫



あ、心配しなくてよかったんだ

と少し安心しました




実家の母が帰ったと同時期から

何もしなくなりました



夫【だってさぁ、お母さんも手伝いがいらないから帰ったんでしょ】【俺も通常モード】



この発言にビックリ仰天

言葉を失いました



言えば渋々やります

毎日同じことの連続なわけだから

頼むことも同じ



同じ頼みごとを繰り返していくと

そのうちブツブツ文句を言い始めます



【なんで俺が】【自分でできないの?】



役割分担をしようとすると 

【朝、早くに仕事が入っている時はどうするんだ】【帰りが遅い時は】【俺が疲れてる時もやるのか】【その間、お前は寝てるつもりか】



ヤル気のない先輩に

仕事を頼んだ時と同じ状況でした



子どもはまだ生後2ヶ月です



もうすでに

子育てに飽きてしまった感じ


 

それから

何日も何日も

何週間も何週間も



夫は いるのに

孤独な育児の始まりです



頼むことにも疲れてきて



夫が仕事の休みの日


友達と遊びに行って帰ってきて

夫【あー疲れた】とソファーで高いびき



私はその様子をみて

心もカラダも疲れきってしまった



夫が起きてきて

【晩飯は?】と聞いてきます

何も準備していないのがわかると

すでにプチ怒りモード



私【疲れてる】



夫【俺の方が疲れてる】(怒)



一人、外にごはんを食べに行ってしまいました


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疲れている状況によっては

悲しさやツラさが倍増してしまいますね


発達障がいの特性には


言葉だけでなく

状況を理解する力のない方もいます


妊娠中
産後まもない頃
病前、病中、病後など


特に心身のダメージが大きい



傷つかないよう

自分を大切にしてください


自助会をご活用くださいね