こんにちは

 

東京世田谷区にてカサンドラの自助会を運営しています

看護職ボランティア団体@ and me ~nursing代表の看護師です

 

カサンドラさんの自助会を開始して3年が経ちました。


カサンドラの会にお越しいただいた述べ人数は、結構な数かもしれません 


来たいときに来て、話したいことを話す

何回かお越しいただいて、

大丈夫になったら離れて


カサンドラが復活した時には

また戻って


その都度、話したいことが変わっているのを

ご自身でも感じるんじゃないかな



今日のカサンドラさんは

色んな人に相談して

相談しても満たせれなかった

自分の思いを言葉にされていた方のお話です


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夫と子どもが発達障がいです


結婚して20年

我慢と努力と忍耐の連続でした



子どもだけでも相当大変

小さな頃から療育

色んな専門家に会い



幼稚園、保育園選び

小学校選び

中学、高校、大学


通常でも大変な子育てに

プラスα


年齢を経るごとに

特性も変化するし


もちろん、我が家は

ワンオペ育児

途中、私はメンタルを崩し

完治するまで5年くらいかかりました


色んな専門家に会いました


自分がメンタルを崩した時

医師に原因を聞かれました


私【一人で子育てしてきました。夫に手伝ってもらいたいと何度も言いましたが、ほとんど手伝ってもらえません。相談もできないんです】


医師【夫の忙しい時とか、疲れているとかタイミングが悪かったのでは?】

医師【あなたの言い方に問題はなかった?】

医師【強く言い過ぎとか、何回も言い過ぎたとか?】

医師【男は言われないとわからないから】

医師【男は強く言われるとダメなんだよ】

医師【ありがとうとか言ってる?】

医師【ほら、やってくれているところもあるよね。そういうところを認めてあげないと。】

医師【悪いところばかりを見ないようにしないとね】

医師【あなたの生い立ちにも問題ありそうだね】


夫は元気ピンピン


メンタルを壊したのは、私です


40年生きてきて

メンタルを壊したのは初めて


結婚してからの

ツラい親戚付き合い

親族のイベント

笑顔で乗り切りました


妊娠、出産

色んなツラさがありましたが

子どもとの一体感という

心地よさで

なんとか自分を奮起させて乗り切りました


孤軍奮闘の頑張りもここまで

息がきれてしまいました


メンタルの調子が悪くても

自力で頑張り

もうダメだと頼った病院で

医師や心理士に

(医師としか書きませんでしたが、心理士も含まれています)

言われた言葉たちです



私のあら探し?

夫のいいとこ探し?



病んでる私には

そう聞こえました



もし言葉をかけてくれるなら


大変だったね

よく頑張ってきたね


それだけでよかったのに

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あるカサンドラさんのお話です



私は看護職です


このカサンドラさんのお話


援助、支援職種は

心に留めておかなくてはなりません


カサンドラさん

医療職種と話しをすることで

悲しみが増していたように思います



確かに

私たち医療職種は

1日にたくさんの病んでる人たちに出会います


素早く判断するゆえ

外見や目につくところで判断しがち

かもしれません


でも、一期一会、大切にしなければなりません



色んな情報から総合的に判断し


常に相手の反応をしっかりみること


忘れてはならないと思います