世田谷区にてカサンドラさんの自助会を開催している看護職ボランティア団体です。
カサンドラさんのエピソードを
一つずつ掲載しています
今日は
私の大変さはわからない
です
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私の夫、診断されていませんが
発達障がいです
そして私はカサンドラ
最近、自分がカサンドラだと気づきました
この人と一緒にいたら
自分はダメになると
何度も思いました
自分が大変な時は
一人で周囲を巻き込んでパニック
ひっちゃかめっちゃかになります
私も家族として
傍観していられる状態ではないので
お手伝いせざるをえません
私は自分の持ち分の仕事もあるため
手伝うことにより
私の負担が大きくなります
夫をある程度手伝って
見通しがついたところで
手を放そうとします
夫は落ち着いてきたので
よかった、よかった、と
いつもの呑気に戻っています
夫は、自分が平常に戻ったので
大変だった時のことは
すでに過去のものになっていました
手伝った私に
感謝の言葉も態度もありません
私【私も仕事しながら手伝っていたから、いま自分の仕事がたまって大変なんだよ】
夫【ふーん、俺の方が大変だった】
私【手伝った私はいま大変なの】
夫【ふーん】
私の仕事は、
夫が手伝える種類のものではありません
それをわかっているのか
わかってないのか
ふーん忙しいんだ
それで?という態度
それに
夫【一段落ついたから、飲みにいこうよ】
私【だから私は忙しいんだって】
夫【行かないんだったら、友達と行ってくるわ】
ムッとして出かけてしまいました
小さな子どもがいるから
仕事は手伝えなくても
その他はできるはずなのに
そう言う間もないし
話が堂々巡りだし
変な方向にいくから
いつもこんな感じ
私の忙しさなんて
全く興味ない
私の大変さなんて
理解しようとはしない
私が大変でも
手伝ってくれることはない
忙しくてイライラするし
理不尽な扱いにイライラと寂しさを感じ
何で一緒にいるのか
わからないといつも思う
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あるカサンドラさんの話でした
じゃあ
夫が大変な時に手伝わなきゃいいのに
と思いますよね
発達障がいの特性がそうさせているのか
見通しが甘いのか
周囲に迷惑をかけてしまうようなことが
結構な頻度でおこる
周りにいると
どうしても巻き込まれてしまうみたい
自助会では
カサンドラさんの多くが
こういうエピソードがあります
みんな共感しながら
支えあって
明日に生きる何かを見いだしています
どうぞご利用ください