東京世田谷にてカサンドラの自助会を開催している看護職ボランティア団体です
次回は2月上旬の予定です
1月26日に
世田谷区男女共同参画センターらぷらすの共同事業に参加します。名前は違いますが、カサンドラさんの自助会です。良かったらそちらにご参加ください。https://laplace-setagaya.net/event/4803/
さて
前に同じテーマ
【電球はとりかえない】の後日談があるので、本日はそれにしました
あるカサンドラ家。
発達障がい疑いの夫
その夫は絶対に電球をとりかえない。
電球の代わりのグッズを買ってきたりするけど、なぜか電球はとりかえない
電球そのもののストックがなかったから、カサンドラさん、夫に向かって【階段の電球きれてるの。家にないから電球買ってきて】とお願いしました。
【はい、買ってきたよ】と
電球がテーブルの上に置いてある
電球は取り替えない
【普通】この場面だったら
多くの男性は、
言わなくても
お願いされなくても
電球をとりかえるんじゃないかな
カサンドラ家の場合はこうである
テーブルの上の電球は
そのまま放置されている
夫、電球がきれていることは知ってる
夫の方が背が高いから、
手を伸ばすだけで取り替えられる
しかし
カサンドラさんが取り替えるとすると、
脚立が必要。
脚立は倉庫にしまってある
夫が電球取り替えてくれればいいのにと
思いませんか?
ホントに
絶対に取り替えません
【取り替えて】と
カサンドラさんがお願いしても
【俺は買ってきたんだから、お前がかえろ】
んーーー。
その論理って何?
別に家にいて
何か役割があるわけじゃありません
家は休むところだからと
家事、育児のほとんど何もしません
ずっと遊んでるか
動画をみたり
パソコンいじってます
電球くらい替えてもいいんじゃないかな
カサンドラさんは、イライラしながら
机に置かれた電球を見つめます
いつも思うんだけど
危険な作業はやりたがらない
面倒なこともやらない
上向きで電球をかえてて
割れたらいやだからやらないのか?
色々推測するのも面倒だから
今回もカサンドラさんが取り替えた
こんなやりとりは
電球だけじゃない
色んなことで
色んな理由をつけて
やらないことが沢山ある
【やってほしくて】
優しく頼んだり
タイミングをはかったり
お願いの仕方を工夫してみたり
どうやっても
渋々やるか
結局やらない
夫にやってもらおうと努力してきたけど
無駄な努力だと、
ようやく諦めがついた
諦めがつくまで
20年かかった
ほんのちょっとのことだから
いつかやってくれるんじゃないかと
淡い期待をもってた
結局やらない
それがわかった
カサンドラさん、
夫にやらせようと努力しないことにした
なんだか
吹っ切れた
後退している気がしてるけど
それもありかもしれないと
いま
カサンドラさんは
これでいいと思うよう努力している
という
電球くらい……
変えたっていいじゃない………ね
電球だけじゃない
その他のことも頼めない
やってくれない
カサンドラ家の状況
気の毒に感じたけど
吹っ切れたカサンドラさん
なんだな
カッコよくみえました