東京世田谷にて
月に一回カサンドラの自助会を開催しています
三軒茶屋周辺で実施していまして
男女共同参画センターらぷらすにて
実施していることが多いです
次回は9月29日(日)です
とても小さな、アットホームな会です
秘密は厳守することがお約束です
ブログには許可をいただいたことしか記載していません。安心してお越しください
さて、今日は
【こんな話し合いもできない】
です
発達障がい特性をもっている方は
話し合いが難しいです
一般的に話し合いというと
会議のような難しい場面を想定しますが
単なる日常会話です
他の人からすると
【そんなことくらい話し合いしなくても】
と思うかもしれませんが
日常、全ての話が
こんな論調で行われていたらどう思いますか
【そんなこと】レベルの悩みの連続が
カサンドラさんの悩みを周囲に理解してもらえないところ、なのではないかと思っています
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あるカサンドラさんの話です
夫と話し合いができません
子どもの相談や
家庭内での改善すべき問題について
どうしたらいいか、相談したとします
①自分が悪いなと思ったら
謝罪の上、改善策を示すと思いますし
②自分が悪くないと思ったら
自己主張をすると思います
③双方に問題があれば
相手の悪いところを指摘したり
④悪い、悪くないの話でなければ
お互いの意見を言って
今後どうしていくか考える
この4つくらいかなと思います
こうやって文字にすると
すごく深刻な問題のように
思えるかもしれませんが
毎日そんなに深刻な話ってないですよね
軽い話です
例えばこんな話です
朝のゴミだしが大変だから
当番制にしてほしい
日用品の買い出しを
週一回まとめてすると重たいから
時には遊びに行かないで
一緒に買い物に行ってほしい
子どもがゴミで遊んでしまうから
ゴミをゴミ箱に捨ててほしい
これらのような
どこの家でもある話です
うちで
こんな話をするとします
例えばゴミ箱にゴミ捨ての話だと
夫【いつ俺がゴミ箱に捨てなかったというんだ】
夫【お前だってだらしないくせに】
夫【どんなゴミをゴミ箱に入れなかったというんだ】
夫【そのままにしておけば俺だってゴミ箱に入れる】
夫【いつもやってないわけじゃない】
夫【たまにそういうことがあるかもしれないが、ことさら言うな】
ゴミだしの話しだと
夫【ゴミだしくらい時間あるだろ】
夫【仕事に行く前に手が汚れる】
夫【ゴロゴロしてる時間にやれよ】
夫【俺だってやってる】
カサンドラさん的には
ゴミ箱にゴミを捨ての話だと
【あーそういうことあった?】
【ごめん、ごめん、ちゃんと捨てるね】
ゴミだしの話だと
どうやって当番制にするかの話し合いをするだけで済むわけです
カサンドラ家では
こんな軽快な会話はほぼありません
夫の挑発的な言動をされると
あーまたかと残念に思うのと同時に
説明が始まります
いついつゴミが散らかってた
子どもがゴミを分解して遊んで、さらに散らかった
不潔なものだからきちんと捨ててほしい
・・・・・・
等々
夫が納得するまで話をしなくてはなりません
私(カサンドラさん)があれこれ説明するうちに
夫【そんなにガミガミ言うならやるよ】と
超絶怒りモードになったり
話を聞くのがめんどくさくなって
途中でどこかに行ってしまったり
寝てしまったり
テレビや動画を見始めたり
結果、改善することなく
カサンドラさんがやるはめに
現場をおさえてその場で言っても
【執念深い女】と
蔑んだ目で見られたり
【しつこい】と逃げられてしまいます
面倒なことからは逃げたい
誰だってそうするとは思いますが
それだけとは思えません
話を聞いてもくれない相手だから
当然
改善されることはありません
変わらない現実を毎日目にするから
むなしい気持ちになります
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ゴミ箱にゴミを捨てる
週に一度だけ一緒に買い物にいく
ゴミだしの当番制
そんなに難しくない話です
カサンドラ家の多くは
家事比率、育児比率、介護比率は
実働も責任についても
カサンドラさんが9割以上担っているから
カサンドラさんの切実なお願いは
無理難題をおしつけているとは
到底思えません
自助会では
同じ立場の人が集まるから
否定されることもなく
共感してもらえる
参加者の話の中には
自分に力をもらえるwordもあって
明日を生きる力になったりします
秋以降、寒くなってくると
人は落ち込みやすくなるといわれてます
いま以上にひどくならないために
自助会をご活用ください