東京世田谷にて誕生した

看護職ボランティア団体

@ and me ~nursingです

カサンドラチームが担当しています。

 

本日、6月の自助会が開催されます

 

育児に関係する記事を書き続けていますが

今日は「安心してまかせられない育児」です

 

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あるカサンドラさんの話です

 

 

夫は何か頼むと

「ああ、いいよ」と軽くたのまれてくれます

最初の頃は、

「ああ、よかった。頼みやすい人で」と思っていました。

 

 

でも、びっくりするくらい「ちゃんとしていない」んです

 

 

私が主に担当していることを頼むとき

 

一応、やり方を丁寧に説明します

なんとなく、適当に聞いているような感じはしていましたが、

夫「ああ、わかった、わかった、大丈夫」と言うので

カサンドラ「じゃあ、お願いね!」と

安心してお願いしていました。

 

 

でも、家に戻ってみると全くお願いしたことが達成できていない

やってくれるのは、全体の10分の1くらい。

全然やっていないわけではない

 

例えばゴミ出しを頼んだとします

3つあっても、ちゃんと出してくれたのは1つだけ

 

生ごみは家に置いておくと困るから

一番だしてもらいたいのにそれが残っている

 

夫に理由を聞くと

「だって手が汚れるから」と。

 

カサンドラ「でもやってくれると言ったよね」

夫「なんだよ、全部やってないくらいで。うるさいやつだ」

夫「やったこともあるんだから、感謝しろ」

夫「生ごみをだしてもらいたいんだったら最初からそう言え」

夫「そうやってガミガミ言われるとヤル気がうせる」

 

 

え、私の頼み方が悪い?感謝すべき?ガミガミ言い過ぎ?

私は仕事であなたは休みだよね

ちょっとくらいお願いしても・・・

 

 

そんな言葉たちが頭をよぎります

頭をよぎるだけで、

言葉を飲み込みました

 

 

それからあとも

同じようなことが続きます

 

カサンドラさんは、

別に生き死にに関わることじゃないし

そんなに目くじらをたてることでもないかと

ちょっとしたことも

ちゃんとやってくれない夫に対して

目をつぶってきました

 

 

男なんてそんなもんよ

子どもが生まれたら変わるわよと周りに言われていました

 

 

カサンドラさんも

それに望みをかけていたところ、第1子を授かりました

 

 

初めての子育て

子どもの健康状態や発育のこと

世話のやり方など

心配したり不安になることが結構ありました

 

そういう時にちょっと夫にたのんでも

やはり全部をやりきれません

 

 

夏の暑い日

買い忘れたものがあったので

「ちょっと買い物にでてくるから、赤ちゃんの世話をみててね」と出かけました。授乳は済ませたばがりで寝てるし、起きたとしてもちょっとの時間くらい相手をしていてくれるだろうと思っていました。

 

かえってみたら、子どもは大泣きです。声はかすれて、ずいぶん長い間泣いていたのかこんな様子はいままで見たことがありません。夫は赤ちゃんのそばにいません

自分の部屋にいた夫を見つけて聞きます

携帯をいじっていた様子

 

カサンドラ「何やっているの?」

夫「友達から電話がかかってきて」

夫「ちょっと目を離しただけだよ」

ニヤニヤしています

 

ニヤニヤしている夫にも、こんなにうるさいのに電話できるはずないし、

嘘をついている夫にもイライラしました

 

夫「ちょっと目を離しただけなのに、うるさい」

カサンドラ「ちょっととは思えないくらい泣いてるじゃない」

夫「見てないくせに何言っているんだ。ちょっと前に泣き始めたんだ。友達と少し話していただけ」

 

絶対嘘を言っているのに、悪びれる様子もない夫にもうどうにかなってしまいそうでした

 

悪びれずに嘘をつくところも腹がたったし、赤ちゃんを泣かせていても自分のやりたいこと(動画視聴、ゲーム等)が優先される。そんな安心して子育てを任せられない案件が毎週末あって、休日になるとストレスがたまるので心も体も休まりません。

 

 

義母や実母に相談しました

この時代の母たち

夫は子育てに関与していない世代

 

「いまの男性はかわいそうよね」

「奥さんたちが強くなったから言われたい放題」

「少しはやっているんだからガミガミ言ってはダメよ」

 

 

なんと、義母、実母ともに夫を擁護

私はうるさい妻という扱いでした

 

ママ友に話してみました

「うちの夫もそうよ」

「男なんて適当にしか子どもの相手しないんだから」

「少しでも見てもらえたら感謝しないと」

 

 

母たち、ママ友の援護を受けて

「それみたことか」と夫は今まで以上に自由奔放になっていきました

 

 

 

前にも増して

頼んだことをやってもらえないし

動き回るようになった子どもをちゃんと見てもらえないのはすごく心配

夫に子どもを託すと

迷子にさせたり、ケガをしたり、変なものを口にいれたり、子どもの様子がおかしくなったり

そんなことが続いて、頼んだ後の処理の方が大変になって

安心して任せられないから

子どもの世話を頼むことをやめた方が楽だという結論に至りました

 

 

でも、仕事と子育ての両立はやはり大変なことも多い

夫の世話もなにげにたいへんだし

 

解決をしようと話をもちかけても話し合いもできないので、すべてカサンドラさんが責任をおい、実務も担っていたので心身ともに負担が大きく、どんどんカサンドラ状態がひどくなっていきました

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安心して任せられないって

普通に任せられるご家庭にお過ごしの方には

どんな状態かって想像するのは難しいかもしれません

 

本当にすごい状態みたいです

びっくりするようなエピソードもたくさん聞かせていただきました。

たまにならどこの家にでもありそうだけど、カサンドラ家では毎日。

そんなのあり得ないと他人には理解してもらえず、カサンドラさんはほら吹きや、誇張して話す人という扱いを受けるはめになってしまいます。

 

びっくりするくらい、カサンドラさんの夫は、本当に大人なんですか?と聞きたくなるくらい子供じみた行動をとっています。でも、反論する時は大人モードになって、論破してくる。

 

こんなお話が自助会では語られています。

本日、自助会です。ブログとインスタでお知らせしている小さな会です

このブログを書いている代表は毎回参加しています

 

重荷を抱え1人で困っている人がいたら、

仲間とお話してみたらいかがでしょうか