東京世田谷にて
カサンドラの自助会を開催する
看護職ボランティア団体
@ and me ~nursingです
次回の自助会は6月30日です
予約サイトは上記からお願いします。
開催場所は、
東急田園都市線の三軒茶屋駅から徒歩10分弱
三軒茶屋駅は、渋谷から2駅です
昭和女子大学の正門横にある
世田谷区男女協働参画センター「らぷらす」の4階
研修室で実施しています
参加しているのは
世田谷の方が多いですが
目黒、品川、調布、狛江、渋谷、東京都外
いろんなところから参加されているようです
カサンドラになるきっかけになった人間関係での
発達障がいの診断の有無は問いません
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今日の記事は
「あれ、やっておいたよ」はとんでもなく自分流
です
発達障がいの特性をもつ方の多くは
「言葉をそのままに受け取る」
「言われたことしかやらない(やれない)」
という特性をもつ方がいるようです
なので
本日のタイトルのように
「あれ、やっておいたよ」と
言われていないこと
頼まれていないことを
「率先してやっておいた」
ということは
カサンドラ家ではまずまずありえません
全て、やっておいてほしいことは指示しなければ
やっておいてくれることはありませn
でも、たとえ指示したとしても全て聞いてもらえませんし
全てを実施してくれるとは限りません
全部指示を聞いてくれたことがあったとしましょう
でも
聞いてくれたとしても
「自分なり」に解釈してしまい
頼んだ人の思い通りにはやってもらえません
「要求が高すぎるのでは?」と思うかもしれません
いえ、そんなことはありませn
例えば近所のドラッグストアに
「シングルのトイレットペーパーを16巻1パック買ってきてほしい」と頼んだとします。
【買ってきたよ~】とドヤ顔で帰ってきます
あれ?
4巻1パックのそれも「柄付き、香り付き、ダブル」のトイレットペーパーを買ってきました。
カサンドラ「何で?」と聞きます
夫「気分を変えて(笑)」と言います
カサンドラ「子どもがたくさん使ってしまうから、シングルじゃないとすぐになくなってしまうって前に言ったよね」
夫「・・・(不満げ)」
カサンドラ「それに、家族が多いから4巻だとすぐなくなっちゃう」
夫「せっかく買ってきたのに」
夫「文句ばっかり言われるからもう何もしない!」
怒ってどこかへ行ってしまいました
頼んだことですらこんな感じですから
「あれ、やっておいたよ」ということが
万が一、万が一・・・
仮にあったとしたら、
とんでもない「自分流」でやってしまってます
かえってそっちの方が怖い
いつも通りにやっておいてくれたらいいいのですが、
とんでもなく「自分流」ですから
とんでもない方向にいっていたりしますし
「やっておいてあげたのに、文句ばっかり言われる」と言われるのがおち。
保育園児を育てているカサンドラさん
帰ってきた時に
その夫とのやりとりに非常に疲れるといいます
夫のやったことに対して
「何でいつも通りにやってくれないのか」という憤り
夫がいる前では
「いつも通りにやり直し」ができない
仮に、子どもが
「いつもはこうやっているよ~。」とか
「ママとやり方が違う~」と言おうもんなら
夫は子どもを叱り飛ばす
泣いた子どもの面倒も大変だし
怒った夫の相手も面倒
長らく一緒に生活しているのに
どうしていつも家族がやっていることを
理解してくれないんだろうか
見ていてくれないんだろうか
聞いてくれないんだろうか
家族の心地よさよりも
自分のやり方を通すことを重視するのか
カサンドラさんはため息しかでません
ため息ばかりでるカサンドラさんですが
カサンドラさんが夫の対処法を学んだので
ちょっとしたことで
夫を怒らせないようにするのは簡単になってきた
すぐに忘れてしまうから(忘れないこともあってそこは面倒)
ほとぼりが冷めた時にいつも通りに戻せばいいだけ
「やったよ」ドヤ顔をする時は
たとえ、それが本意でなかったにしても
何の意見もせずに
「ありがとう」と言えばいいだけ
表面上
小さなことで波風をたてないようにすることは簡単だ
でも
「どうしてこうなんだろう・・・」
というため息は止まらない
コミュニケーションが通じないという特性をもつ
発達障がいの方は多いかもしれません
コミュニケーションというと
感情とか思いとかのやり取りだけと思うかもしれませんが
家族となると色んなやり取りがあります
毎日、毎日、だし
一緒にいればその時間だけ
色んなやりとりがあって
その多くがすれ違いのコミュニケーションだと
どんだけツライか
カサンドラさんたち
「日常的な我慢」は、
心の健康にも
カラダの健康にも
あまりいものではありません
重荷をおろす場として
自助会をご活用ください