東京世田谷にて
カサンドラの自助会を開催しています
看護職ボランティア団体
@ and me nursing 代表の
看護師、助産師です
カサンドラさんの自助会での
エピソードをご紹介しています
小さなトラブル、
大きなトラブルの連続で
疲弊しているカサンドラさんたちの
お手伝いかできたら嬉しいです
今日のタイトル
開けっ放しのジップロックです
発達障がいの方で
片付けが苦手な特性を
持っている方のお話はよく聞きます
カサンドラさんの多くは
結婚している女性
日本では
男性は家事を【お手伝い】程度すれば
許される風潮があるので
(それがいいことだとは決して思っていません)
男性が片付け苦手でも
社会的に非難されることは
少ないかもしれません
だから
カサンドラさんが
ツラさを訴えても
【そのくらい女性のあなたがやるべき】と
言われるゆえんかもしれません
今日のお話は片付けとは
ちょっと話す方向性が違い
開けっ放しのジップロックの話です
ADHD 傾向のある方だと衝動的に動きます
開けることはできても
きちんと閉める
片付けることは難しいようです
いま、ジップロックって意外と多いですよね
昔だったらビンやタッパーに入れるところ
いま、色んなものが
ジップロック
食材や日用品増えてきました
ウェットティッシュ
のり
グラノーラ
お茶の葉
お菓子
飴
冷凍食品も
化粧品も
ジップロックだらけ
そのジップロックが
大抵開けっ放しなんです
【のり】【お茶】は湿気てしまう
【ウェットティッシュ】は、乾燥してしまう
【グラノーラ】はベタベタ
【ふりかけ】は、湿気
何かの瞬間に、バラバラと散らかる
冷凍食品は、冷凍庫の匂いや霜がついて
食べられません
見つけた時に
カサンドラさんが閉めていきますが
家族の中に
一人、二人と特性のある方がいると
あちこちで袋が開きっぱなし
閉まっていると思って持ち上げたら
開いていて
バラバラ散らかるなんて
悲しいこともあるし
使おうと思った時に使えません
【あーまたか】とがっくりする
気づいた時に
【開けっ放しだったよ】と伝えても
【自分じゃない】と否定
カサンドラ【私はきちんと閉める】と
言ったところで
謝らない特性をもつ方だと
【自分じゃない】を繰り返します
押し問答の末
逆ぎれされたり
【あーわかった】と生返事
同じことを何回も繰り返します
ジップロックだけならいいけど
その他も【~しっぱなし】は多数
見つけるたびに
カサンドラさんが対処
リッチな家なら
買えばいいでしょと言うかもしれない
でも
買い物も物の管理も
大抵カサンドラさんが担当してるから
その手間は大きい
それに
家の中のジップロックはたくさん
日々のちょっとした事件の積み重ねで
疲弊していきます
お疲れがMAXになる前に
何らかの手立てを講じてください
自助会でお役にたてるようでしたら
ご参加を検討くださいね