東京世田谷にて

カサンドラの自助会を開催する

看護職ボランティア団体

@ and me nursingの

代表がブログを担当しています



次回の自助会は

4月21日です

予約サイトは

前のブログにのせてあるので

ご覧下さい

カサンドラ、世田谷で検索してもでてきます



自助会では色んなお話をします


カサンドラさんのお話では

【自分のペースにこだわる】特性に

困ることがあるようです




でも



発達障がいがあろうと、なかろうと

【自分のペース】って

大切にしたいと思いませんか?




自分のペースを乱されると

仕事しづらかったり

思考を乱されたりしますよね

どこまでやったかわからなくなる




でも

私ども看護職は



同じ職種に

自分の仕事のペースを死守する人がいると

仕事が回らなくて大変です



【柔軟な対応】が常に求められます



あー!この順番で仕事したかったのに

と思うけれど



急患がきたり

急に病状が変わったり

そんなことは日常茶飯事



自分のペースを大事にしすぎる方がいると

仕事しづらいなぁということ

よくわかります



脱線しました

話をカサンドラさんに戻します

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あるカサンドラさんの話です

ツラそうに語ります



夫一人だけ

毎日優雅に過ごしているんです




いつでものんびり


朝の仕度をして

テレビを見てくつろいで



どこかの社長さんみたいに



お迎えの車を待ってるかのように

朝のコーヒーを飲みながら

ソファにどっしり座って

テレビみて

ネットニュースをみてる




こちらといえば

朝は子どもの仕度を手伝って

自分の出勤の準備して

朝ごはんの準備や片付け

帰ってきてからのことを考えて準備したり



毎日戦争のよう

てんやわんや



でも



夫だけ

違う世界に生きている人のようなんです



夫の周りだけ優雅な時間が流れています


それは

結婚した時からずっと変わらない



妊娠中、出産後、子育て中

毎日バタバタです



手伝ってもらいたくて

助けてもらいたくて



子どもの着替えをお願いしたり

準備の手伝いをお願いしたり

家事の方を手伝ってもらおうとすると



【なんで俺がやらなきゃ】

【そんなのやらなければいい】

【今やる必要があるのか】

【後でお前がやればいいだろう】

【最近の学校(保育園)は・・・まったく】

【こいつら(子どものこと)頭悪いから】

【自分(幼児にむかって)でやれよ】

【お前、仕事やめろよ】



ちょっと頼むと

口から出てくる聞きたくない言葉の数々



子どもも

【パパやだ】

【ママやって】と言います




父親との関係がひどくなる



それに

【お前がやらなきゃいけないことを俺に無理矢理やらせるから、子どもとの関係が悪くなった】



なぜか責められる



カサンドラさんは

子どもからも

夫からも

責められる形に



カサンドラさん



子どもが生まれて以来

自分がやらなきゃいけないことが

どんどん増えてて

それを分担しようとすると

毎回このやりとりの繰り返し



相談すると

【あなたがやっちゃうから】

【あなたがてきるから】

【やらなければやってくれるわよ】


とママ友に言われるけど



何度も何度もお願いしたし

泣いたり

叫んだり

怒ってみたり

やめてみたり



いつもいつも

同じやりとりの繰り返し



結局

夫は誰かのために

動くことはなく

家事も育児も

ほぼ全てやらない方向に

もっていく




どんなに

カサンドラさんが

髪をふりみだしてバタバタしてても


カサンドラさんから

どんなにうらまれようとも


カサンドラさんから

嫌われても



カサンドラさんが

悲しんでいても



夫は

【優雅な時間】を死守した




当然

カサンドラ家の夫婦関係は

冷えていく一方だという



【そのうちやってくれるようになるわよ】

世の中のママ友はいう



カサンドラさん

あきらめずに

10年、お願い続け

頑張ったらしい




子どもが小さくて

手のかかる時期が

過ぎてしまうと

もう頼むこともなくなるし


今さら何を・・・という気持ちだ



10数年たった




夫は変わらなかった

何か頼むと



【何で俺がやらなきゃいけないんだ】

【そんなことやめればいい】

【子どもにやらせろ】

【しつけかなってないからだ】

【教育の仕方が悪い】

【俺は子どもの頃から自分でやってた】




カサンドラさんから

お願いされるのを避けるために

家族と顔を合わせるのを避けて



あえて早く出勤したり

あえて遅く帰ってくることもある



カサンドラさん

お願いはし続けたけど



お願いの回数だけ

ツラいことがおきる



カサンドラさん



変わらない日々にツラすぎて

ある時

自分にこう言い聞かせました、という



【もう夫に頼むのをやめていい?】

【だって、結局、一人でやってるもんね】

【そのうちやるようになるとは思えないよね】



と涙ながら自分に言ったという



もう

改善の糸口を探すことも

あきらめたという



カサンドラさんは

【まぁ、ツラいことがこれだけだったらいいんですけど】



その方は

本当にツラそうに語っていました

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同じ体験をしている方はいませんか



発達障がいの方との

コミュニケーションの難しさ



その一言で片付けられてしまうけど

一言では語れない日々の連続



自助会では

同じ体験をしている人たちばかり



多くを語らなくても

共感してもらえることに

驚くかもしれません



心身の不調になる前に


自助会でお役にたてればと思ってます