こんにちは
世田谷にてカサンドラの自助会を開催する
看護職ボランティア団体です
今日のテーマは
【疲れている】がわかってもらえない
です
コミュニケーションが
とれているご家庭では
このテーマは全くわからないかもしれません
あるカサンドラさんのお話でした
そのカサンドラさんは
こう言います
【私にはなぜだわかりませんが】と前置き
【夫に対して、「今日疲れたぁ」と言うとソワソワし始めて、向こうも「俺も疲れた、こんなことや、あんなことがあって、さらにこんなこともあった」と上から会話をかぶせてくるんです。】と
【疲れているなら、○○(家事の一部)をやろうか】とか
【じゃあ今日の夕飯は外食する?】とか
【今日は早く寝た方がいいね】とか
【仕事で何かあったの?】とか
そんな言葉をかけてほしいと思うんですが
うちの夫の場合
私(カサンドラさん)が疲れたと言うと
自分の方が疲れているという
【疲れ自慢】をしたり
疲れは【気のせい】にしたり
【たまたま疲れた節】を論じてみたり
「疲れた」というワードがでてこないよう
たたみかけるよいたに話してきたり【言わせない作戦】
会話を避けてスーっととこかへ行ってしまったり【逃げる作戦】
だから
私は、疲れたとは言いますが、その【疲れた理由】を夫に言わなくなったことや、いたわってほしいと思う気持ちがなくなってきたことに気づきました。と語ります
どんなに寝不足でも
へとへとになっても
ボロ雑巾のようにくたくたになっても
【疲れたから先に寝る】と短く言い放って、やることを手短に済ませて寝るしかありません、
何で疲れていたのか、何があったのかを聞いてほしいと思うことはありますが、そもそも無理なのであきらめました。と語ります。
でも、
【疲れた】を夫に言ってもラチがあかないことは、生活する中で理解してきましたが、その他にも言わなくなったことが色々あるなぁと。
しゃべっても仕方ないとあきらめることが増えてきたのと、カサンドラ状態がひどくなってきたのが同じ頃です
一番身近で生活する人に
自分の状態をわかってもらえない
生活を助け合えない関係
ってツラいものですね
とそのカサンドラさんは言います
発達障がいの特性にもよりますが
コミュニケーションの難しさは
色んなところにでてくるようてす
そのカサンドラさん
【どうせわかってもらえない】し、子どもが大きくなって、子どもを頼りにした方が早いので、夫とは何も話さなくなりましたと言う
でもね
【何も話さない】、【理解してほしいと思わない】方が、ケンカは減りますし、ストレスはたまらなくなりました
と思っていますが
なんだか寂しそうな表情が印象的でした
発達障がい特性をもつ方とのコミュニケーションの難しさについては、色んな形で吐露されます
カサンドラさんの【わかってもらえなくてツラい思い】はひとそれぞれだから、
こんなもとかしさを分かち合える場が自助会です。
前回のブログに予約サイトを載せました。
ご参加希望の方はそちらからご予約ください