世田谷にて
カサンドラの支援をしている
看護職ボランティアです
本日のテーマは
「ブログを書く理由」です
ブログを書き始めてから
1年半たちました
SNSビジネスを
やっているわけではないので
フォロワー数、閲覧数は
過度に意識していません
いいね!やコメントをいただくと
励みになるなぁと思います
ボランティア団体ですが
カサンドラのチームはまだ私一人
看護職の中でもカサンドラの支援という概念は
正直まだあまり浸透していません。
ですから、自助会は基本的に代表一人で運営し、
ブログは一人で書いています
【なぜブログを書くか】
ブログには
私がカサンドラさんから聞いた話の中から
ブログへの記載許可をもらったものを掲載しています。
お話だけ、体験だけのものもあれば、
私のコメントが入っているものもあります
ブログに
カサンドラさんの話を書く理由
・カサンドラさんに向けたメッセージ
・周囲の人に向けたメッセージ
・専門家に向けて
・発達障がいの当事者に向けたメッセージ
カサンドラさんに向けてのメッセージ
①カサンドラさんは、周囲に理解されず孤独を感じている方。あなたは一人じゃないよというメッセージをこめています。
②人は他人の話を見聞きすることで、【あー、自分も同じようなことがある。他の人はこう考えるんだ。こう対処してるんだ】と自分自身の態度、考え、見方、思いなどを客観視でき、何かしらの気づくことがあります。悶々と一人悩んでいる助けになればと思っています。
③発達障がいの特性を知る機会になり、カサンドラさんの態度や話し方が悪いわけではなく、相手の特性によるものであることを理解する機会になる、自分をせめてしまうー自責の感情や罪悪感を減らすことを期待しています。
周囲に向けて(カサンドラ&発達障がい当事者以外の人)
①発達障がいの特性を知ってもらう機会になってほしいです。
②発達障がい特性による苦手なこと、できないことのバリエーションを理解すると同時に、もし発達障がいの方と接する機会があった時、カサンドラさんに出会う機会に、安易な対応はせずに真摯に向き合ってほしいです。
専門家(と称する人)へ
①弱っているカサンドラ&当事者に安易な対応・高額なセッションへの誘導を避けていただき、関係性の改善のための研究・研鑽を積んでもらい、個人的な意見ではなく、科学的な知見を踏まえた上で対応してもらいたい。民間資格の相談、国家資格を有する相談のどちらについても、これまでも多く弊害に関する報告を受けています。
②発達障がい当事者も自分の特性に苦難を感じています。将来を見据え、成長・発達に応じた適格なサポートができるよう知見を蓄積させてもらいたい。「本人の成長を待って」とよく言われますが、「状況を見守る型」の支援は、放置と同じじゃないのか。明るい将来が見通せないと、本人にも周囲にも不安も助長してしまうと思います。
発達障がい当事者に向けて
①自分の障がい(苦手なこと)を理解するきっかけになるといいなと思っています。
②共に生活することで、カサンドラさんがツライと思うことがいくつかあること、カサンドラさんはそれを改善したいと思うがゆえに苦しんでいることがあることを理解してもらえたら嬉しい
③関係性を改善するためのヒントを見つけてもらいたいです。
長くなってしまいましたが、以上です。
私たちのボランティア団体は、
LGBTQ+のチームもありますが、
最近言葉の理解が進んできていますが、
それ以上なかなか対応が進んでないように感じます。
知ってることが大事なのではなく
当事者に直接向かいあった時に
「自分は、何ができるのか」
知ってることプラスαが大事なんです
知識だけでは十分ではありません。
差別や偏見などはもってのほかです。
障がいもLGBTもカサンドラも
「知識を得たところで何ができるのか」
プラスアルファをみんなで考えていく社会が大切だと思います。
特に看護職や医療職、心理職、介護職など
対人援助職の方には
真剣に考えてもらいたいと思います。
今後
うまく対処する方法が開発されて
このブログが過去のものとなることを願ってます