世田谷にてカサンドラの自助会をやっている

看護職ボランティアです


次回の自助会は

9月10日午前です


今日のタイトルは

【大事な話もしなくていいって…】です


話し合いができないには

いろんなタイプがあって



話し合おうとすると

すぐに強制終了するタイプや


一応、話し合いに応じる態度は見せるが

問題事項の冒頭を話しただけで

【まだ続くの?】【もう終わり?】と

話の全容も言ってないのに、終わらせたくてうずうずしてり


話合いに応じる姿勢を見せても

10分もしないうちに飽きてきたり


居眠りを始めたり


【とうせ話し合いしても君の意見を押し付けてくるだけだろう】と

話をする=意見の押し付け合いみたいになって、二人の主張の中から折り合いをつけたり、譲歩したり、交渉したり、話の共通項をみつけたり。


そんなことはなく

自分の言いたいことのぶつけ合いにしか、相手は感じないようで、一方的に話して終わり。がほとんどだったりする



夫婦や家族の場合、

数日、数ヶ月平行線をたどるようなこともあるし、解決の糸口をみつけりなくて右往左往することも、問題の性質によってはあると思うんだけど


【またその話?】昨日したよね

いやまだ何の解決にも至ってないけどとカサンドラさんが思っても


話し合いによる解決という思考がないと

話し合いは、【話をする】という作業にすぎず、作業がある程度進めば、何の解決に至らなくても言いっぱなしでOKなのである



そんな話し合いってあるのかなぁ

あるんです


先日もあるカサンドラさん

我慢の限界がきて

【このままだと離婚しかない】と訴えた


カサンドラさんは

【このままだと】と言って、色々がまんしてきたことを伝えたいのと、



【状況が変わらなければ離婚するしかなくなってしまう】という窮状を訴えたかった


この2つが

【このままだと離婚しかない】の言葉に含んでいたのだが、



相手といえば、

そんな我慢に我慢を重ねてきたカサンドラさんの本心をくみとることはなく


【あ、そんな気がしてた】とケロッとした顔で薄ら笑いを浮かべて、気づいていた自分をすごいだろうと言わんばかりの表情で応じる。しかも、気づいていたから、そんな話は聞かなくてもいいと強制終了されてしまった



カサンドラさん完全に【?????】である。


相手は

【どうせ何を言っても、離婚したいんでしょ】と【離婚】というワードしか頭に入らなかったらしい


だから

【このままでいたら】と最初に言ったよねとカサンドラさん


我慢するのがツラいから、話し合いをしたいと言ってるのに、とカサンドラさんは続ける


でも相手は完全に【?????】で、【だって離婚したいんでしょ。もういいよ】

話し合いがめんどくさいというような態度をとる。


あー離婚したいって言われちゃったあ、と振り返ると呑気な独り言。



子どものいるカサンドラ家である。

離婚による子どもへの影響が大きいから、我慢もしてきた。


離婚っていう最終的な手段を伝えたのに、肩透かしにあってしまった。


あー、もうダメか


とカサンドラさんの嘆きは続く



ツラいことが続きますし、

ツラいと言っても理解してもらえないし


やめてと言ってもやめてくれない

理解できるように話の仕方を考えて

色々試すけれど、試すだけで疲れてしまう


今回の人のように

ツラい状況を伝えたくて

【離婚】という王手をだしたのに

 話の方向性はよくわからない状態になることは少なくありません


何とかしたくて

ともがいている方はいませんか


心身の状態が最悪なことになる前に自助会ご利用ください。


カウンセリングでツラい思いをされた方も、自助会で救われたという方も少なくありません。



他人だけど、仲間と出会えます。