こんにちは。今日はカサンドラとは違う観点からブログを書きます。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/273416

日本の上半期の出生数がでました。

半期の出世数は37万人。

過去最低をさらに上回るペースで更新しています。



妊娠や出産をサポートする現場にいる私には

この数値は肌感覚としてよくわかります。



コロナで出生率の低下が加速している感じも

よくわかります。


統計として政府がデータを公表する前から

この出生数の減少はわかっていました。


でも一緒に働いている看護職の仲間に聞いても

その感覚はまちまちで

深刻に考えていない人が圧倒的に多数



みなさんかなり楽観的に考えている人が優勢なのかもしれませんが

私はすごくこの少子化は深刻だと思います。



政府は出産数が減っているこを

「おかねがないから」をあげていて

一貫してその対策ですが、私はそれだけではダメだと思っています。



だって

コロナ禍、せっかく妊娠して幸せな気持ちでいた妊婦さん、出産後のママさんたちを一気に不安にさせるニュースがありましたよね。


コロナになった妊婦さんが孤立してしまい、家のなかで早産してしまったニュース


感染症を恐れるあまり、大切な妊娠中、出産のケアが通常通り受けられなかった人が多数でました。



命を守るのは当たり前のこととして



それに加えて、妊婦さんや出産後の方が

不安なく、過ごせるように

システムをいち早く整えた自治体があったでしょうか。


守るべき、大切にしなくてはいけない人たちを守ることができなかったこの日本


医療も政府も

どこもバタバタでした



異次元の少子化対策も

産んでからのことばかり



【産む気にならない】若者のことなど、

誰も考えていません



日本は

【同調圧力】がものすごく強い国



いったん

【産まない】という圧力が優勢になると

それをひっくり返すのは容易ではありません



さて。

前にもFacebookやTwitterには書きましたが



わが職能団体の

【助産師会】



日本全国を束ねる

【日本助産師会】があり



その傘下に

各都道府県の

【助産師会】があります。

例えば東京なら

【東京都助産師会】です



皆さん、

助産師会のホームページをみてください。



少子化への対応

コロナへの対応



ほとんど記載はありません。

皆無です


何をやっているんだろうか


本当に悲しくなります。


今年の出産は

75万程度でしょう


助産師数は

3万人もいます。

調べたら約9万人でした


私が助産師になった頃から

約4倍に増えています



いまや

助産師一人あたり

20人しか出産を担当できません。



助産師学生一人につき

10例介助しますから


働いている助産師さん

1年にたった20人しか

出産を担当者できません


今まで通りの仕事をしていたら

ビジネスとして私たちの仕事は

たちいかなくなる日は

そう遠くないはず



閉業の準備をした方がいいと思います



そのくらい出産が減ってます



いまこそ

私たちの愛する出産

赤ちゃんたちが、安心して出産できる環境を

助産師職が率先して活動すべきときです



私たちのボランティア団体では

マタニティ部門があり


地域密着型の

新しい両親学級

【妊・フェス】を昨年から開催しています



今年は、わがまち世田谷にて開催します

世田谷は都内で一番人口が多いですが

それでも出産数の減少はひどい

東京都内の自治体の54番目


大好きな世田谷で

赤ちゃんを産んで育ててみたい

そんな人が増えてくれたらと思い


助産師目線で考えたマタニティイベントです

広く日本の中を見渡しても

こんなイベントを

こんなちっぽけなボランティア団体がやっていることはないでしょう



そのくらい 

私たちは小さなボランティア団体です


たった

6人しかいないんですから



人数ではありません




妊婦さんとパートナーさんが

専門家、仲間、情報、地域の人とつながる



ステキなマタニティイベント

沐浴指導も自信がもてるまでやります

妊婦さんに良いアロマ

妊婦さんに良いハーブティの試飲


メンタルヘルスには心理士による

おしゃれなセラピー



鍼灸師からは

妊娠、出産にいいツボ講座


スポーツインストラクターや

ヨガ講師



プレパパ講座では

男性の講師がパートナーシップについて

すごく実践的な内容を男性目線で教えてくれます



贅沢なことに

これらすべて1日で全部経験できます


私たちスタッフは 

全員病院などで現役で働くナースたち



たくさんの人から

サポートを受けて


社会にいる

みんなの支えを受けて


親になれる

そんな社会を目指していきたいです




出産ってすごく動物的であり

すごく感動的であり

すごく感覚的であり


一生心に残る体験です


私たちと心に残る

マタニティライフを経験してみませんか



インスタグラムは

@maternity.and.me .nursing 


ホームページはカサンドラと同じです



@ and me nursing 

代表の熱いメッセージでした