おこんにちは

東京世田谷にて

カサンドラの自助会を開催している

看護職ボランティア団体です

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今日の標題は

【私の話し方が悪いのかな】です



発達障がいの方との生活では

コミュニケーションが難しいというのは

ずいぶん知っている方が増えてきたように

感じています


コミュニケーションって

会話のキャッチボール。


キャッチボールというと

ボールを相手に投げて、戻ってくる


コミュニケーションでのキャッチボールって

単なるボールの投げる、受けとるだけじゃ

ないんだなと感じさせられたのが

今日の話です


夫婦で暮らしているカサンドラ家

給料が最近少なくなってきていて

今後の家計について話し合いをしたいと

カサンドラさんがもちかけました


【えっ?なんで?】


カサンドラさんが給料の手取りが下がる話をします。


【えっ何で下がるの?】

カサンドラさん、会社の業績が思わしくない話をします


【えっ?なんで業績悪いの?】

カサンドラさん、新しく作った商品の売れ行きが思ったほど伸びなくてと説明します



【えっ?誰がそれを提案したの?】

カサンドラさんの上司の肝いり企画だった話をします


【えっ?その企画、誰が許可したの?】

もうこの段階で小一時間が過ぎてます



話が脱線したから戻そうと

カサンドラさんは、

会社の話じゃなくて、家計の話がしたいと言いました


突然、ムッとしてしまいます

【大事な話を聞いてるんだけと】

と自分の聞きたい話が遮られたことに怒ってしまいます


その後は明らかに適当な会話になり

【節約すればいいじゃないか】といい放ち

どこかに行ってしまいます



カサンドラ家では

よくある会話のパターンで

話が脱線しふぎて、何を話そうと思っているかわからなくなることもしばしば


なんて言い出したら

話し合いができるんだろうか


カサンドラさんは悶々とします


結果として小一時間以上、話し合いは脱線していましたが、話はしています。

だから

相手は話し合いができていないとは

ちっとも思っていません。



カサンドラさんの話しの仕方が悪いとか、

聞きたい話をカサンドラがしないとか、

説明の仕方が悪いとか思っているような感じ



何回もこんなやり取りを

繰り返し、繰り返しやっていると



カサンドラさんが思うのは

【私か悪いのかな】



日々、小さな積み重ねで

悶々として

カサンドラになっていきます



言葉にすると大したことなく思えてしまうけど

これが毎日毎日連続しておこり

数分後には違う会話で

同じようなことが起こる



このパターンの連想は結構キツイ


だって1つの家庭として

生活してるから

話し合うこといっぱいありますよね



カサンドラさん

あまり思い詰めないように

カサンドラ仲間は同じように悩んでいて

解決してる人もいるみたい


成功体験や失敗体験を聞くことで

自分なりの対策が考えられるかも



自助会やブログなどの体験談を

有効に活用してくださいね