東京世田谷にて
カサンドラの支援をしています
子どもたち、夏休みに入りましたね
間もなく大人も夏休みというかた
多いのではないですか
今日は発達障がいの子どもさんを育てている
カサンドラさんのお話をご紹介します
特性にもよりますが
発達障がいのお子さんの子育ては
定型の親には想像もつかないことが
多いのは事実です
【そんなことないわよーうちも大変よー】
と、定型の子どもを育てる親に
軽く言われたときのカサンドラさんの虚しさは、誰にも想像もつかないかもしれません。
さて。
ここで、振り返ってもらいたいのは、
カサンドラさん、と書いているということです。多くのカサンドラさんと接していますが、子どものカサンドラさんという方は少なく、圧倒的に【パートナー】によるカサンドラです。
夫または妻というパターンがほとんど。
次いで、親、その次が職場。
子どもによるカサンドラの方は少数派。
このカサンドラさん、パートナーによるカサンドラでした。
子どもさんは、発達遅延の診断がついていて、色々大変な毎日を過ごしていました。
外を歩く時、車道に出ると危ないと
どの親も教えると思います。
しかし、子どもは【危ない】という言葉の意味は、実はわかりません。
だって、車にぶつかったことはないから。
起きてもいないことを【防ぐ】ために、歩道を歩くようにというのは難しい。
海を泳ぐときも、川を泳ぐときと、
【溺れたら危ないから】といっても
溺れたこともない子どもに
言葉で教えることはすごく高度な技なのです
定型の場合、
言葉によって、ある程度頭の中で危険を予測でき、行動を自制することができます。おそらく、早くて2歳、遅くとも3歳には、すごく危険なことは理解できるようになると思います。
未来におこるかもしれないことを予測する
特性によっては非常に難しいことのようです
大人の発達障がいにも
それはいえることで
人が自然にやっている
未来予測や危険予測いわゆる
リスク管理が難しいから
危なっかしい
子どものような行動をする大人と
カサンドラさんはいいます。
だから
カサンドラさんは1人で
気をはり、目を配り、注意して
危険なことを子どもにどう教えたらいいか
ずっと考えます。
大変なのは
これだけではないから
色んなことが積み重なり
日々過ごしていくうちに
心身が疲弊。カサンドラになります。
カサンドラさん、お疲れではありませんか?
毎日のことで
もう当たり前になっている人も多いかもしれません。言葉にして、心身の疲れを他者に理解してもらい、分かち合うこで、かなり心が軽くなります。
疲れきる前に
ピアトークにいらしてくださいね。