おはようございます。世田谷区にて

カサンドラ、発達障害当事者の支援者をしている現役ナースです。


寒い日が続いてますね。

ゴミゴミした東京でも、

冬の朝は澄んだ空気がとても気持ちいいです



さて

今日のテーマは

カサンドラに【あなたが変わらないと】を言わないでほしいです

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援助職や心理職の皆さん

ご自分のクライアントにこの台詞を言ってませんか




カサンドラは、

何度この言葉を浴びせられるかご存知でしょうか 



カウンセリングに行くとよく言われます

子どもの療育でも言われます

子どもの学校でも言われます

子どもが複数いると、それだけ何回も言われます

自分の親にも言われます

相手の親にも言われます

友達にも言われます

病院でも言われます 

職場でも言われます



悩んでると言うと

【あなたが変わらないと】

【あなたの見方を変えると‥】

【あなたの考え方を変えると‥】




相談先が多ければ多いほど



何度も何度も

何度も何度も


繰り返し言われます



1か月の間に1週間の間にも

何回も何回も

何回も何回も




【相手を変えることは難しいから】

【あなたが変わらないと】と言われたら




あー自分を変えないといけないんだ

自分の考えを変えないといけないんだ

今のままだと悩みは続いていくんだ

自分のどこを変えるんだろう




なんか悩みの無限ループにはまります



健康度の高い人でも

自分軸がメチャクチャ揺さぶられます



そう悩んでいると話すと



その先にでてくるのが

【あなたはあなたのままでいい】



もう、わけがわからなくなります



カサンドラさんが

援助職や心理職の方に頼りたくないと

言われるのはこういう背景があったりします





発達障害のパートナーをもつと

生活する上でそれなりの困難なことがあります



パートナーは不都合なことがあっても【困る】という自覚がないので、困るのはカサンドラだけです。解決に奔走するのもカサンドラだけ。



仕事や学校で困ることがあったら

休職や休暇、休学

退職や退学

など

少し距離をおくことができます



子育てで困ることがあったら

【ちょっと今、子育てのことは忘れて】

【無理なら子育てやめても】

なんて放棄するわけにいかない



動き続けるレーンにのりながら

そのレーンに問題がある

いくつものレーンに問題があっても

修理するのは一人だけ


カサンドラになるわけです




カサンドラ同志で話をすることって

すごく意味があって



ツラい気持ちを抱えている人が

一人じゃないとわかると

なぜか心が軽くなる

不思議な感じです



誰も【あなたが変わらないと】なんて言う人はいないし、【あなたの見方を変えないと】なんていう人もいない



【それは大変でしたね】

【そうでしたか】

大変な思いを分かち合う

共感できる 



自分の心にあいた穴が

少しふさがると



あきらめそうになったり

くじけそうな気持ち

出口の見えない迷路にいた人も



復活の道を歩めそうな心持ちに

なれたりします


カサンドラのチカラになれたら

そう思い活動してます



次回のカサンドラピアトーク&アートワークは

3月12日午前 世田谷区三軒茶屋らぷらすです


予約サイトは

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