台風一過。

地域によっては
川の氾濫、家屋への浸水、
土砂崩れもあったもようだし、
避難所へ行った方も大勢いらっしゃったようですね。

我が家では
夕べは大変な雨風ではあったものの通常の台風程度で
懸念していた過去最大級を実感するほどではありませんでした。
うちの近隣だけで言うと、
皆さん台風の準備に余念がないと見え
危なそうな物は殆ど外に出ておらず
風で何かしら飛ばないようおうちの中へしまって下さってる事がうかがえました。

もちろん私も
食料・水の準備、危なそうな物の片付けなど、
考えうるあらゆる対策を立てて行動しました。
本当なら出勤だったのですが仕事はお休みをとることにして、
朝から保存出来る物を作り、
雨漏り対策をほどこし、
物干し竿を下ろし、
午前中に家族がお風呂を済ませられるようにして
台風に備えました。

ところが旦那は普段通り、
ずーーーっと寝てるんです。
前日、旦那に「水や、(雨漏り対策の)ペットシーツを買ってきて」と頼んだ際、
ニヤニヤして小馬鹿にした口調で
「買ってきたよ。これでいいの~?えー」と、
まるで私が大袈裟に騒いでいるかのような目で見ていたので
台風の準備など不必要だと感じているのは明らかでした。

それでも私はやらねばなりません。

息子は、電灯に電池を入れ停電に備えてくれます。
ゲームをしている仲間の中には「避難所に行く」という事で離脱した人も居たようです。

この時点では雨は凄いけど
風は強くありませんでした。

旦那は「あれ~?こんなモンかぁニヤリ」と、
やはりニヤニヤ。
完全に馬鹿にした口調です。

ところが夜7:30頃から急に風が強くなり
家が揺れ始めました。
犬も怯えて、私にピッタリ体を押し付けてきます。

すると
急に旦那が
「外を見てくる」と言い出したんです。

ちょっと、田んぼを見に行くジジイじゃあるまいしアセアセ

「危ないよ」と止めるのも聞かず、旦那はブラッと出ていき
「自転車が飛ぶと大変だから、縛ってくる」と、新聞を纏める時などに使うようなビニール紐を持って出て行ったんです。

その時の時刻、夜8:30。

行動、遅っ!!

しかもビニール紐みたいな弱い紐で!

旦那、ずぶ濡れで戻ってきて
「やってやった」とばかりのドヤ顔です。

自転車は階段下に置いてあり
そうそう飛ぶような場所でもないのに
ワケわからん。

恐らく旦那の中では
「俺は台風対策をしっかりやった」と思っています。
危機感気付くの遅すぎなんだよ!