正直思う。
盆踊り大会なんて時代に合わない。
準備も運営も、しんどくて面倒くさい。
実際、隣町じゃ子ども会自体が無くなってしまい、盆踊り大会も無くなりそうな雰囲気です。
そんな中、うちの自治会長は
「盆踊り大会、2日間のうち、
1日目は従来通りの盆踊りで、
2日目は子ども達が楽しめる内容にしよう」と
新しい提案をしてくれました。
そしたらこれが大当たり!
ジャンケン大会で盛り上がり、
スイカ割り大会で子ども達は初めての体験に大興奮!
ただし、正直やっぱり運営はしんどかった。
実は最近、地域や防災委員の活動を通じて
万が一、災害が起きた時、国からの救助や支援をボーッと待つのではなく、
地域で助け合わなきゃいけない、という事を学んだんです。
他の地域には
「まずは自分や家族の安全!
次に自治会会員を助け、自治会に入ってない人はその次!」なんて、冗談ぽく(いや本気)言う人も居るけど、
うちの自治会長は、そんなケツの穴の小さい事は言いません。
それでも
「あそこに小さな子どもの居る家庭があったな」とか
「お年寄りが住んでたはず」という事を知っていれば、
無事を確認しに行くことも出来るけど、
知らないと助けようがありません。
例えば大勢で避難中なども、
せめてお顔を知った方なら
「あっ、うちの地域への食糧の分配、もうすぐ始まりますよ。待機してた方が良さそうですよ」など声を掛けられるけど、
知らない人がウロウロしていても、気付かずお声を掛ける事も出来ないかも知れません。
元々、盆踊りは神事であり、
また娯楽的なイベントの少ない昔は、
大変な楽しみだったはずだけど、
今の世の中、地域の小さな盆踊り大会は
大したイベントではありません。
単なる子ども達にとっての夜遊びの口実です。
しかし地域の人との繋がりが希薄な中で
互いの事を知る1つの切っ掛けにはなり得るかと思っています。
きっと災害時に思い知る。
地域の交流、大事!
それにしても、
祭りの運営、しんどい。
なにか、しんどくない方法はないものか。