前回のブログの通り、
優しく優しく接することで、人が心を開いてくれる体験をしているのですが
子ども会はやはり難しいなーと思った出来事が有りました。

地域のお祭りで、
自治会は焼そば作り、
子ども会はポップコーン屋さんをやることになりました。

自治会は和気藹々。
大勢のボランティアが集まってくれて、
男性は力仕事、
女性は材料を切り、
大変明るい雰囲気の中で作業を進めていきます。

そこに子ども会が膨れっ面で現れました。
そして言うには
「ポップコーン係りをやれと言われたから来たけど、やり方が分かりません!!」

子ども会の中には、ポップコーン作りのやり方を知っている人が居るのですが、
何故かそういう人は1人も来ておらず、
「ムリヤリやらされてます」感のママさんが2人でやって来たのです。

私は出来るだけ穏やかに作り方を笑顔で伝えました。

子ども会は相変わらずブスッとしながら
「油ってどれ位いれるんですか」と言うので
「どれ位だったかなぁ。私も最初は分からなくて、炒め物をする程度に入れてたら焦げちゃって、少し多目にした記憶が有るなぁ。」と言うと、
子ども会は
「だーかーらー、どのくらいって聞いてるんですよっ!」ハッ

ダメだポーンポーンポーン
この人達、完全に戦闘体勢だ。

そこで具体的に(本当はテキトーなんだけど)
「だいたい大さじ3位ですかね」。

子ども会は尚もイライラした口調で
「私達、ポップコーンなんか初めてなんですっ。ちゃんと作り方を教えてくれなきゃ出来ませんっ!」

だったら何故、作り方を知っている子ども会の人が来ないの?←ここ、本当にフシギです。

仕方なく私が、焼そばそっちのけで
手取り足取りポップコーン作りをレクチャーすることになりました。

それだけ親切にしたのに、
最後まで子ども会に笑顔が有りません。

ポップコーンは子ども達に無料で振る舞われます。
いつもなら子ども達の行列が出来、
ポップコーンがポンポン弾ける様子に子ども達がキラキラ笑顔で集まってくるのに
今年のポップコーンブースには、子ども達がチラホラやって来る程度で、例年の賑わいはありません。

だって、スゲーこえー顔でポップコーンやってるんだもん。
お祭りが終わると、子ども会は片付けもせず
「もう帰っていいですかー?」と言うので
「はいはい、おつかれさまー」と帰って頂き
後片付けはこちらで行いました。

もう溜め息しかありません。

これはもう子ども会の末期症状に来てるのかな。
隣の地区の子ども会も、今年から無くなってしまったそうです。
うちの子ども会も、終わりが近いのかしら、と思った出来事でした。