子ども会が狂って激怒して2日経った昨日、
私は子ども会に提案するイベント資料を作ろうと思い、そのヒントを探して市役所の青少年育成課まで足を伸ばしました。
皆さんから寄せられた子ども会のイベントや費用、そして市で利用できるイベント関連の情報を集めて、
子ども会に見て貰おうと思ったのです。
私のイメージの中では、
子ども会が
「子ども会の予算を増やせ!金!金!」と言っている印象でした。
事実、子ども会の人達は
「金が有ればもっとイベントが出来るのに、
予算が少ないからイベントが出来ないんでしょ!
老人会にはポンポン金を出すクセに!
子どもをないがしろにするのか!
」と言っていました。

私は様々な資料と情報を抱えて、
子ども会の中で最も落ち着いて話の出来る人のおうちに言って話をしてみました。
すると、思ってもみなかった事実が有ったのです。
かつて子ども会は
前年度繰越金と、
祭りでの売上の収益と、
自治会からの活動費用で、
毎年5~6万円の繰越金を出す事が出来ていました。
ところが、うちの地区は少子高齢化が著しく
「毎年の盆踊り、
2日間も運営するのはしんどいわー、
1日でいいんじゃね?」という声が多数挙がり
結果、多数決で盆踊りは1日のみの開催に決まってしまったのです。
✳「1日のみでいい」に手を挙げた子ども会のお母さんも居たのも事実です。
ところが、これが原因で
子ども会の収益は激減!!
ついには赤字になり、
子ども会では
子ども達に配っていたお菓子を減らしたり
子ども達に配っていた図書カードをやめて、駄菓子や倉庫に残っていたビンゴの景品の残りをあげたり、
果ては子ども会役員が赤字を被ったりしていたそうです。
それは気の毒!
大変だったんだな~!
しかし、だったら、
「イベントをやりたいから金を出せ」ではなく
「赤字で、役員が赤字を補填してる状況なんですよ。だから予算を増やして。」と伝えるのが正しかったのでは?
いや、それは伝えていたそうです。
2年前に。
2年前、つまり私も自治会会長も、就任する前です。
前自治会役員からは、なんの申し伝えも受けていません。
「伝えたのに!」という思いの子ども会。
聞いてない自治会。
これが子ども会の怒りの原因です。
子ども会は怒り狂うあまり、
論点ズレまくるわ、
攻撃口調になるわ、で言い分が伝わらなかったわけですね。
私は、事実を知らなかった旨をお詫びし、
一緒に解決をしていきましょう、とお伝えしました。
激怒していた子ども会の人も、
すっかりトーンダウン。
「よく考えたら、自治会長さんはいつも子ども達の見守りとかしてくれてるのに、
言い過ぎてしまった。」とのこと。
あら~
、落ち着いてくれたのね。

良かった良かった。
これで解決かな。
話せば理解し合えるものね。
私はスッカリ気分が晴れやかになりました。
ところが
今朝、出勤の時にちょうど子ども会の方とお会いしたので
「おはようございま~す♪」と笑顔で挨拶したところ、
フンッ
と睨み付けられてしまったのです


え?え?何これ?

分かってくれたんじゃなかったの?
やっぱり子ども会、
狂っとる
