ネットでこんな話を読みました。
「水からの伝言」という本があるとのこと。
その中で著者は
「水に言葉をかけると、結晶の形がその言葉に影響される。優しい言葉をかけると美しい結晶になり、汚ない言葉をかけると汚ない結晶になってしまう」という主旨の文章があるとのこと。
一部の学校では道徳教育の題材として使われたらしく
こんなトンでも科学を学校の題材に使っていいの?というネットの文章です。
私もこんなデタラメ科学で
子どもの道徳心を育てようとするのは反対です。
まさかうちの子の小学校では、
そんな題材を使うまい・・・と思っていたら
そのまさか、でしたよ~
。

しかし、よくよく話を聞いてみると
思っていた展開とはちょっと異なりました。
息子が言うには、
その先生は、水ではなく
「ご飯(?)に優しい言葉をかけると発酵し、
汚ない言葉をかけると単に腐る、という話が有るんだけど・・・」と説明し
「みんなはこの話を聞いて、どう思う?」と言ったそうです。
そこで息子に聞きました。
「それで、それを聞いてあなたはどう思ったの?」
すると
「そんなアホな~
」と息子。

ああ、良かった。
息子には基本的な判断力は有ったらしい。
「それで他のお友達とか先生とかは、
なんて言ったの?」
👨「んー、忘れた!
ホラ、俺、人の話、聞いてないじゃん?(ドヤッ
」

ガクーーーーッ

人の話、聞けやーー!

ともかく、結晶だの発酵だの、
オカルトめいたデタラメで道徳心を育てる学校じゃなくて良かったよ。
さすが、息子の学校!
(フツーの公立の小学校だけどね)
そんなの信じるように育てたら
運勢が良くなる壺とか
金が稼げるナゾの組織とか
簡単に信じるようになっちゃうからね。
優しい言葉を使うことで
自分の心も相手の心も穏やかになるという説明なら大賛成。
でも、
水やご飯に汚ない言葉・綺麗な言葉をかけると綺麗な結晶とか発酵とかは嘘八百です。
皆さんも、雑談の中で
ちょっとお子さんに聞いてみて下さいね
