数年前、
旦那はクロスバイクを衝動買いしました。

以前のブログにも書いた通り、
体重120kgで運動音痴の旦那は、
スリムなクロスバイクを乗りこなせず、
少し乗ったきり仕舞い込んであります。

月日は流れ、
息子は、現在身長160cm 。
旦那が
「そろそろ息子は、あの自転車に乗れるんじゃないか」と言いました。

そしてちょっと衝撃的な旦那の言葉が!

「あの自転車は、2~3回しか乗ってないんだよ。盗難に遭うのが怖くて乗れなかったんだよな~。」

え? 
盗難に遭うのが怖くて乗れなかった?

え?え?え~っ???!!!

ちょっと怖くなりました。

旦那はよく自分の都合の悪い出来事や記憶を書き換えるクセが有ります。
旦那の中では
「デブで運動音痴の俺はクロスバイクを乗りこなせなかった」ではなく
「クロスバイクが大事過ぎて、盗難が怖くなって乗れなかった」と
無理のある言い訳に変換されているのです。
勿論、クロスバイクに鍵は有るし、
本当に心配ならダブルロックにすればいいだけなんです。

それで少しまた旦那の事が分かりました。

そもそも旦那は極度のデブで運動音痴
その事を自覚していれば、クロスバイクの衝動買いなんてしないはず。

過去に、運動が出来なくて情けない思いをした経験も、何か良さげな思い出に塗り替えられてるのかもしれません。

ひょっとして私とのイザコザも
ほぼ働いていない現実も、
今の惨めな日常も
全て旦那の中では何らか変換されて
旦那が正義で、周りがおかしいと言うことになっている可能性も大いにあり得ます。

私の、この日常を記した記録用のブログが無かったら、
離婚に踏み切ろうと言う時、
全て旦那中心の理論で、言い逃れをするでしょう。

そしてそれを「嘘だ」と見破るのは、とても難しい。
何故なら、本人に嘘をついてる自覚は無く
記憶自体が書き替えられているからです。