~前回までのあらすじ~
義母のアパートに住み、アパートの管理もしている私達夫婦。
先日の夜、店子さんから「水道の蛇口の水漏れ」との相談を受けると、突然異常反応するアスペ旦那。
「修理代10万円とか言われたら払えないぞ!
どうするんだ!」
日頃のアパートの修理の窓口をしている私は、過去の経験から「そんな金額にはならない」と何度も言うのですが、旦那パニック状態で被害妄想が止まりません。
しかし、水道業者さんに来てもらってみると
実際修理に掛かった金額は5000円でしたとさ。
さて、
修理代5000円と聞いて、旦那はすっかり頭が冷えた様子です。
しかも、です。
水道業者さんが改めて請求書をまわしてきたのですが、そこに書かれていた金額は
4500円。
更に安くなっとる
。

さすがにばつが悪くなった旦那。
パニックで「払えないぞ!払えないぞ!」と騒いだ事が、恥ずかしくなったみたいで
昨日は一日中ショボーンとした様子でした。
そんな旦那、
夕べ、夕飯の時に突然言った一言。
「吉川晃司のコンサート、行ってきたら?」
はあ
ワケわからん。


確かに私は10年以上前に
「吉川晃司、かっこいい」って言った事は有るけど
CDとか一枚も持ってませんけど?
旦那は、私の趣味に関心が有りません。
関心が有るのは自分の趣味だけです。
しかし、今回の水道事件に関して
何か詫びの気持ちを表したくて
「たまには好きな時間を過ごして来たら?」と言いたかったのでしょう。
多分旦那の考えは
「やばい。俺、混乱して滅茶苦茶な事を言ってしまった。
そうだ



嫁ちゃん、吉川晃司が好きだって言ってたな。
よし!吉川晃司のコンサートに行く時間をプレゼントしてあげよう。
俺って、優しい!」
・・・と、こんな感じかな。
勿論、コンサート代を出してあげるよ、とかは無いですよ
。

あくまでも
「行ってきていいよ。僕ちん留守番しててあげる。子どもの面倒見ててあげる(小6)」です。
あり得ん。
あり得んわ。
それより、息子の誕生日プレゼント代と水道修理代を払え
